新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
たくさんの子どもが通う学校でも、感染防止に努めています。
教職員へのアンケート
コロナ禍のいま、悩んでいることは?
○検温や健康管理について、真剣に取り組んでくれる家庭と適当な家庭があるので、形式だけになってしまっている。
楽観的な保護者に自粛や対応をお願いすることは、学校の立場からは難しい。
○修学旅行や体育祭、合唱コンクールなどの実施について、慎重さを求める保護者がいる一方で、これまでどおりの実施を求める保護者もいて、学校が板挟みになっている。
○ICT推進が求められるなか、ICTを使うことができる人に仕事が偏り、仕事量のバランスが悪くなっている。
○子どもたちの声を聞いていると、「最後まで話を聴いてくれない」「どなる」「命令口調」など若手教員よりも圧倒的にベテラン教員への困りごとが多い。
教員間にも年齢や経験のヒエラルキーがあり、遠慮や我慢、迎合が生じ、管理職の目が届かない部分がある。フラットな対話や耳の痛いことを言い合える雰囲気が薄い。
このような意見がありました。
よかれと思いやっていることを、教職員はどう受け止めているか。
管理職の人は、職場環境の改善、はたらきかた、教職員へのかかわり方をあらためて見直すべきだと思います。
(教育雑誌『教職研修』2020年12月号、コロナ禍のなか、教職員へのアンケートより)
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