私は家の前の畑で野菜を育てています。
畑といっても20㎡の小さな土地です。
もとは、父がつくっていた畑で、父の亡き後引き継いで耕しています。
じつは他にもっと広い農地はあるのですが、そこでは何も作らず、荒らさないように管理はしています。
休日にしか農作業はできないので、狭い畑ですが十分です。
いま、その畑では夏野菜が勢いよく育っています。
毎朝、何かは採らないと、大きくなりすぎるのです。
それにしても、大きくなったキュウリやトマト、ゴーヤ、 ピーマンなどを見る思うことがあります。
天の恵みがもたらしてくれた恩恵を思うのです。
農地を耕し、たわわに実る野菜を食べて、わたしの先代は生きてきたのです。
自分の力で耕し、育てたものを自分で食する。
いわゆる自給自足です。
これは人の営みや行為の中でもじつにシンプルなものです。
スーパーに行けば野菜があり、それを買って料理する。そして食べる。
このような行為は川にたとえれば、「川下」にあたり、わたしがやっているのは「川上」にあたる、生きるための源流、基本です。
あらためてこの源流の大切さを想うのです。
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