
2022年4月23日に北海道斜里町で発生した海難事故。
知床遊覧観光船「KAZU I」が知床半島西海岸沖で消息を絶ち、船内が浸水したのち、沈没しました。
乗員・乗客合わせて26名全員が死亡・行方不明となる大惨事になりました。
必死の捜索にもかかわらず、まだ遺体が見つからない被害客がいます。
この報道を聞き、77年前に広島に投下された原爆の被害と重なってきました。
じつは、広島原爆で犠牲になった人のうち、その遺体が家族から見つけられていないケースはけっこうあるのです。
その家族たちは、かわりに遺品を大切にしておられると聞きます。
その家族たちがどのような思いで生きてきたのか、船舶事故の遺族がどのように生きていくのか。
この点に想いをはせることは大切です。
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