箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

許すこと

2021年03月07日 08時47分00秒 | 教育・子育てあれこれ

人間関係は難しいものです。

 

相手が自分に言ってくれたことやしてくれたことで、うれしくなったり、幸せな気持ちになったりすることがあります。

 

しかし、ときとして感情がぶつかり合っていさかいが起こり、腹立たしくなったり、悔しくなったりすることもあります。

 

そこで、かりに相手に腹が立っても、いつまでも腹立たしい気分でいてもしかたがないと思うのです。

 

自分の気持ちや心の状態を大切にしたいなら、相手を許すことも大事でないかと思うのです。

 

相手を許せないときは、自分の気持ちは相手によって縛られていると言えます。


許すことによって、自分が相手の束縛から解放されるのです。

 

私はよく中学生が自立に近づくことの大切さを言っていますが、おとなにとっては、相手を許すことで、自分が自立できるのです。

 

許すということは容易ではないでしょう。でも、人間関係のいさかいがあっても、しばらくいすれば許す気持ちになります。

 

許すことで、相手に支配されている状態から解き放たれ、自由になれるのです。

 



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