男性の育休の取得は、今後ますます必要になってくると思われます。
わたしも校長在任中に、女性教員から「妊娠しました」と報告を受けると、「おめでとう」と言いながらも、頭の中では産休・育休の間の代替教員をどう手配するかという考えが頭の中を巡っていたことを思い出します。
たしかに、育休をとる年齢層の人は職場では、いわゆる「働き盛りの人」たちになることが多いと思われます。
その人が育休をとって職場から抜けるのは、組織にとって痛手かもしれません。いわば労働力の制約付き職場といえるかもしれません。
でも、制約があるなかでも、メンバーが補い合って回していくのが健全な職場であるといえるでしょう。
なぜなら、高齢化社会を迎え、今後は多くの人が介護にあたる時代です。
介護や子育てという個人の事情や生き方と労働が両立できる働き方が必要になるからです。
男性が育休を取るなら喜んで送り出し、育休があけたら「おかえり」と受け入れる組織がこれからの職場であり、働き方だと思います。
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