私は、よく教員に示していたことは、仕事に「責任」があるということです。
「責任」と聞けば、「ちょっと荷が重いな」と思う教員がいます。
でも、責任はresponsibility=response(応答する)+ability(力)です。
「あなたに、授業、学習指導、生徒指導、学級経営などを任せます」
「あなたには、それらに適切に対応できる力をもった人です」という意味で、授業者・学級担任、部活顧問などを任されているのです。
こう考えると「責任が重いな」という気持ちを、前向きな気持ちに変えることができます。
つまり、教員には自分で自らの責任を果たしていくという自律性が求められます。
そして、教員の仕事は、協同して子どもに接し、チーム学校とかティーム・ティーチングなど、複数の人間で仕事を行う場合があります。
ですが、実際は教室で一人で児童生徒を相手に授業などをやり、子どもにかかわることが圧倒的に多いのです。
そういう意味で、教職は独立性の高い仕事です。独立性の高いのが、教職の特性なのです。
ところが、教師一人で多様な30人ほどの子を相手にするわけですから、当然悩みや迷いが生まれます。
ところが、教師一人で多様な30人ほどの子を相手にするわけですから、当然悩みや迷いが生まれます。
そんなとき、職員室には相談したり、愚痴をこぼしたり、アドバイスをしてくれる教職員が必要です。だから、教職員間には同僚性が求められるのです。
また、世間ではあまり知られていませんが、教師は子どもの学びを深くし、学力を向上させるために、授業の質をブラッシュアップする「授業研究」を協同で行います。
教員同士で授業を参観し合い、子どもの学習意欲を高め、学びの多い授業にするために、スキルや方法を協議をする活動が「授業研究」です。
ここにも、自主性や同僚性は必要です。
自分の授業での方法は、好きに決めていい(独立性・自律性)ですが、児童生徒が学べているかいないかを見る目を養い、助け合うこと(同僚性)が求められるのです。
教職とは、自律性と独立性と同僚性によって支えられる仕事です。
また、世間ではあまり知られていませんが、教師は子どもの学びを深くし、学力を向上させるために、授業の質をブラッシュアップする「授業研究」を協同で行います。
教員同士で授業を参観し合い、子どもの学習意欲を高め、学びの多い授業にするために、スキルや方法を協議をする活動が「授業研究」です。
ここにも、自主性や同僚性は必要です。
自分の授業での方法は、好きに決めていい(独立性・自律性)ですが、児童生徒が学べているかいないかを見る目を養い、助け合うこと(同僚性)が求められるのです。
教職とは、自律性と独立性と同僚性によって支えられる仕事です。
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