第二次世界大戦での敗戦後、沖縄はアメリカの統治下に置かれていました。
今年は、沖縄本土復帰50周年になります。
それにちなみ、沖縄では4月末から沖縄県民大会がオンラインで配信されています。
4月30日には、多世代のウチナーンチュ(沖縄の人)のトークが配信されました。
沖縄復帰を知る世代と知らない世代が語り合う場でした。
わたしは中学生を連れた修学旅行また下見も含めて何度も沖縄へ行きました。
安保の丘では嘉手納基地をながめ、東南植物園では上空を飛ぶ戦闘機の爆音を聞き、佐喜真美術館では普天間基地を飛び立つ軍用機を目撃して、基地のある沖縄を体感しました。
基地がある限り、沖縄の戦後は終わりません。
沖縄修学旅行では、生徒たちは沖縄の豊かな自然、きれいな海、おいしい食べ物、魅力ある文化、あたたかい人情を体験します。
でもその一方で、真の意味ではまだ復帰が実現していないという沖縄の人たちのやるせなさに触れてほしいと切望します。
それなくして、沖縄修学旅行はありえないと思います。
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