箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

青空を見つめると

2021年11月11日 09時02分00秒 | エッセイ


こころが疲れてしまったら
澄みきった青空を見なさい
さわやかに大空を吹き抜ける
風になりなさい
(『風にきいてごらん』より)

葉祥明さん〔絵本作家)の言葉です。

現代人は多忙です。忙しかったり、ものごとがうなくいかなくて、こころが疲れたりしたら、空を見上げてみましょう。

きのう近畿では午後から雨でした。

一夜明けて、今日は晩秋から初冬にかけての青空が広がっています。

青色は心理学的にも、血圧を下げたり、早く打つ鼓動を下げ、リラックスした気持ちにしてくれます。

流れる雲をボーと眺め、風になったつもりで青空に身をまかせてみましょう。

また、有名な詩ですが、谷川俊太郎さんは、青空について次のように書いています。

空の青さを見つめていると

私に帰るところがあるような気がする


みなさんには、こんな経験がないでしょうか。

私は子どもの頃から緑の多い自然豊かな環境で育ちました。

野原に寝転がり天を見ると、どこまでも青い空が広がっています。じっと眺めていると、あたかも自分が青空に吸い込まれていくような感覚をもったものでした。

自然と自分が一体になるというか、自然のなかに自分がいる。

こんなふうに感じた少年の頃を思い出します。



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