若者が楽しむのは会話のキャッチボールやスピード感であり、句点を使われるとやりとりが切られてしまうような印象を受けるからかもしれません。
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わたしの幸せはコミュニティや家族の中にあります。自分一人では幸せになれないのです。
福島原発事故で、放射能で汚染され、いまも帰ることができない地域(帰宅困難地域)になっている福島県浪江(なみえ)地区。
「補償を十分すればいいじゃないか」
と思う人は世間にいるでしょう。
でも、人の幸せは浪江というコミュニティでともに暮らす中にあるのだという価値観を知っておきたいのです。
修学旅行で班別行動中の食事を自分たちで選んで食べられるようにすることがあります。
そのときには、ファーストフードの店に行ってしまう生徒たちが多いのです。
また、ホテルでもで「生徒が喜ぶから」ということで、ハンバーグやエビフライなどが出されることもあります。
でも、「食べる」ことも修学旅行での貴重な体験の一つであり、日頃よく食べるものより、その土地の郷土料理を食べるのがいいでしょう。
食べないと、わからないからです。
さて、「せっかく〇〇に来たのだから」と、地元の人が地元のグルメ・美味しい店を紹介するTV番組があります。
どこにでもある「まち中華」が取り上げられることもあります。
でも、その地方に行かなくては食べられない食材や料理が出てくることもあります。
「今度ここに行ったら食べてみよう」とチェックすることもあり、わたしは京都市のからしそばに関心をもち、実際に行きました。
満足できる味で、得をした気分になりました。
各地の郷土食の食材、調理法、保存方法などには、その土地の文化や風土が詰まっています。
食べること、つくってみること、そしてその背景を知ることで、訪れた土地の歴史や人々の生活が見えてくることもあります。
せっかく修学旅行でこの地に来たのだからという感覚で、その土地の食文化を楽しんでほしいと思います。
そして、debate(ディベート)のように、イエスかノー、白か黒かをぶつけ合う構造に陥るのはよくないのです。
それよりも、相手を思いながら、言葉により考え、意見・主張を交わし、ベストな道を選ぶ「グレーな部分をつくれる人」をどう増やしていくかが課題です。
東京弁護士会が行なった調査では、過去5年の間に、警官から職務質問を受けた経験のある外国人は6割にのぼりました。
そのうち、2回以上の人は7割でした。
「外国人はあやしい」
「犯罪を起こすのは外国人」
このようなきめつけ自体は問題ですが、きめつけに「治安を維持するために」という大義名分の公権力が絡んでくると、人の人格を脅かす行為が平然と行われることになります。