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久しぶりに、BSで「ティファニーで朝食を」を観ました。
何度観ても、最後のシーンのポールのセリフが良い
「君は自分で作った檻の中にいるのだ。その檻はテキサスでも南米でもついて回る。自分からは逃げられないからだ。何か月も待っていたが、もういらない」
ネコを野放しにしたホリーの態度を見て、ポールは怒ってタクシーを降りました。これはその時のポールの名言ですが、このセリフにはなるほどと思わせられる部分が多数あります。例えばこの名言からすれば、ホリーはただ表面的な自由を追い求めていただけなのかも知れません。現に彼女は元夫からも逃げてきたわけですが、心底幸せであるようには見えません。ポールが「もういらない」と言ってホリーに投げつけた指輪は、いつか2人でティファニーに行き刻印をしてもらったものでした。
それを見てハッとしたホリーは、タクシーを降り、雨の中名無しのネコを必死で探します。ホリーはポールと共に生きることこそが、幸福への道だとやっと気付けたのです。
(インターネット調べ)
それに、テーマ曲「ムーンリバー」も
また、ゆっくりと聴きたくなりました。
Moon River Lyric Johnny Mercer. Music Henry Mancini.1961
Moon River,
Wider than a mile:
I’m crossin’ you in style
Some day.
Old dream maker,
You heart breaker,
Wherever your goin’,
I’m goin’ your way:
Two drifters,
Off to see the world,
There’s such a lot of world
To see.
We’re after the same
Rainbow’s end
Waitin’ round the bend,
My huckleberry friend,
Moon River
and me.
「ムーンリバー」(Moon River:訳詩)
ムーン・リバー、
1マイルより広いけど:
僕は君を立派に渡ってみせるさ
いつの日にか。
夢をくれて、
心を打ち砕いて、
どこへ君が行こうと、
僕は一緒に行くよ:
ふたりの流れ者が、
世界を探しに出かける
たくさんの世界があるから、
見なくちゃね、
僕らは同じ虹の根元を追ってるんだ、
あの曲がり角あたりの、
僕のハックルベリー・フレンド
ムーン・リバー
と僕
今夜のバスタイムのBGMは、やっぱり「ムーンリバー」に。
但し、ナットキングコールの歌で