新緑が美しい広大な芝生広場と、植えられている黒松の木々越しに、丸の内地区の高層ビル群を撮影してみました。午前中の早い時間帯の散策だったため、逆光状態になってしまいました。
ズームで撮影してみると、丸の内駅前広場前の一等地に建っている「JPタワー」の高層ビルが写っています。皇居前広場から眺めてみると、大分高層ビルのイメージが違って見えます。
振り返って桜田門方向を撮影してみました。霞が関地区の中央省庁街の高層ビル群と、現在虎ノ門地区で建設中の高層ビル「虎ノ門ヒルズ」の存在感が大きいですね。
砂利が敷き詰められている広場の敷地が終わり、アスファルトで舗装されているエリアを散策していきます。坂下門や桔梗門等の、江戸城の門が密集しているエリアでもあります。
宮内庁舎の建物が脇に建っていることで有名な「坂下門」を撮影してみました。宮内庁の役人の人たちがこの門を毎日のように利用することから、皇居内でも最も人通りの多い門です。
散策時、ちょうど皇宮警察の警察官の人たちの乗馬訓練の様子を眺めることが出来ました。馬の上に乗っている警察官の人たちは正装ではなく、訓練時の服装でした。
二重橋周辺には多くの観光客の人たちが集まっていたのですが、坂下門周辺には人通りはほとんどありませんでした。
「皇居・坂下門」を正面から撮影してみました。門の手前には「坂下門橋」という名前の土橋が架けられており、この橋の南側が二重橋濠、北側が蛤濠と呼ばれています。
坂下門は江戸城西丸造営直後に造られたと伝えられています。西丸大奥に近く、西丸の通用門として利用されていましたが、今は宮内庁の出入口として利用されています。門の奥に「宮内庁」の庁舎の建物が見えます。
黒松の木々の間から「蛤濠」の水面を撮影してみました。対岸の敷地は「皇居東御苑」の緑地帯となっています。
振り返って、皇居前広場全体を見回してみました。東京都心部の、さらに中枢でもある界隈にこれだけ広大な広場を確保できたことは、考えてみると素晴らしいことだと思います。
皇居前広場と皇居東御苑を結んでいる桔梗門へ向かって散策を続けていきます。これまで離れた位置を通っていた交通量の多い内堀通りの大通りが見えてきました。
2012年5月にリニューアルオープンした「パレスホテル東京」の高層ビルを撮影してみました。高層ビルの脇では、新しい高層オフィスビルの建設工事が始まっています。
桔梗門周辺にも芝生広場や黒松の木々が整備されています。
黒松の木々を眺めながら、散策を続けていきます。この後は再び内堀通りの歩道を歩き、皇居東御苑の大手高麗門を目指します。