皇居前広場の観光バス駐車場前から二重橋へ向かって散策を続けていきます。30度を越している猛暑日の散策だったので、観光客の人たちも暑さ対策をしていたようです。
皇居前広場・バス専用駐車場前から丸の内地区の高層ビル群を撮影しました。現在高層化が進んでいる丸の内地区も、江戸時代は江戸城の本丸の内に当たるエリアであり、大名屋敷が建ち並ぶ「大名小路」と呼ばれていました。
明治維新後はすべての大名屋敷が撤去されてしばらく更地化していたのですが、大正時代に官営東海道本線の中央停車場(=東京駅)が設置されることによって、オフィス街として整備されることになった経緯があります。
内堀通りの「二重橋前交差点」にやってきました。交差点前から南方向を眺めてみると、霞が関の中央省庁街の高層ビル群が前の前に広がっています。
二重橋前交差点前から皇居へ向かって西方向へ歩けば一気に二重橋へ向かうことが出来るのですが、一度祝田橋方向へ戻って見ることにします。桜田門の前を通って二重橋へ向かいます。
二重橋前交差点の西側(皇居側)から広大な皇居前広場を撮影しました。皇居前広場は、丸の内や大手町地区の高層ビル群の眺望スポットでもあります。
後ほど皇居前広場の砂利道を歩いてみたいと思います。
内堀通りの歩道を歩いて、一度祝田橋方向へ戻ることにします。内堀通りの歩道沿いにも芝生広場や黒松の木々が整備されています。
内堀通りは片側4車線・合計8車線の幹線道路で、どんな時間帯でも交通量が多いことで有名ですが、沿道に植えられている黒松の木々は排気ガスなどによって弱っている様子などはまったく見られませんでした。
正面に霞が関の高層ビル群を眺めながら散策を続けていきます。
芝生広場の中をじっと眺めていると…。
黒松の木々越しに、二重橋・正門石橋が微かに見えたのでズームで撮影しました。石造りのアーチ橋は、遠くから見ていてもすごく目立ちます。
広い歩道が整備されている内堀通りを歩いていきます。内堀通りは、普段は皇居の周囲を走るマラソンランナーの姿を多く見かけるのですが、この日は走っている人の姿はほとんど見られませんでした。
ズームで撮影してみると、正面に写っている建設中の高層ビルは「虎ノ門ヒルズ」です。2年ほど前から建設工事が進んでいたのですが、現在では完成間近の姿を眺めることが出来ます。
桜田門寄りの砂利道を歩いて二重橋へ向かいたいと思います。