ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

お久しゅうございます。

2005年10月22日 | 京都
あや~、すっかり日が経ってしまいましたね。寒くもなるはず???ほんと、今日は寒いですね。思わず買い物に薄手のブルゾンを着込んでしまいました。

さてさて、おにゅうな職場。じつは、事務所には窓がありません。とあるビルの一角、パーテションで区切られた、小さなオフィスの寄せ集めのひとつに居るのです。ビルの中って、やっぱり本当、乾燥するのですねえ。湿度計は30%。おかげで、加湿器はフル稼動です。ああ、またこんな世界に戻ってきたな、なんてふと思いました。1日図面書きでこもりっきりになることもありますが、昔事務で務めていた頃と違ってお客さんの所へも頻繁に出かけるので、まあ、まだいい方ですね。

そして、またここで私の「うずうず」が。何か、鉢を置きたい。やっぱり、みどりがほしい。一応、冷蔵庫の上にサンセベリアがいます。まあ、これが限度だろうな。でも、すごく造花っぽすぎて、植物的なものを感じにくい。でも、みどりほしいんだな~。

そう。昔の職場でも、みどりが見たくて、「室内光だけじゃ育たない」なんて知らなくて、とっかえひっかえ鉢を買ってきては枯らしていたのでした。なんせ、昔の職場、東京深川の門前仲町は、毎月なんと2回も富岡八幡宮の花市が立つのです。駅までの帰り道、なんとかその日は8時前に仕事を終わらせるようにして、駆け込みでぎりぎり畳み掛けた花市の屋台の片っ端から目を走らせていく。で、電車に乗る前には大抵ひと株ぐらい花を手にしている。小町リンドウ、チョウジザクラ、バラ"カクテル"、アザレア、エリカ、房スグリ、などなどなど。思えば、これでかなりの花の名前を憶えたんだなあ。山野草、球根、盆栽、季節の花々。でも、当然のことながら、どれも室内では育ちませんでしたね…。ワンルームのベランダもあまり日が当たらなかったし。でも、鉢を眺めているだけで、すごく嬉しかったんですよね。

さあ、なんかないかなあ~。ないのよね~。分かっているんだけど、あきらめ切れない。やっぱり、鉢を日の当たる場所と交互に置くしかないんだろうなあ。う~ん、でも、なんかくやしい。でも、植物が可哀想だし、外出ればいいじゃん、てだけのことだし、でも、でも、あ~ん、くやしい。だって、これが一番克服したいことだったんだもの。だれか、「室内光だけでも育つ」かわいい植物、開発しないかなあ。ま、だから貸し鉢屋があるんであり、根本的に無理だってことは分かっているんだけど。

しかたない、交代制にするか。と、いうことで、ただいまかわいい室内向けちび植物スカウト中。だれにしようかな~。


さて、話題その2。きのうは金曜恒例造園や修行でございました。我が庭○○ニュータウンの巨大築山。ほんのかすかに、色付いてきましたね。サクラ、カツラ、マユミ。トウカエデ、モミジバフウ、ケヤキにプラタナス。まだまだ木々は緑を保っていますが、わずかに落ち始めた葉っぱの中に、時々はっとするようなピンクや赤の美しい葉が混じっています。あんなににぎやかだった害虫たちもすっかり陰を潜めました。朝の築山点検の清々しいこと。大掛かりな剪定や草刈りも一段落し、すっかり健康的になった人工の林。うっとりしながら露にぬれた下草を踏みしめ、木々を一本一本見てゆきます。

木の実もすこおし色が付いてきました。マユミ(Euonymus sieboldianus お、シーボルトさんの名が付いています。)の実の、パウダーピンク。クリスマスカラーがうっすら浮かび上がってきたピラカンサ(Pyracantha coccinea?3種類ほどあるそうですがどれかな?)。そして、たわわに実をつけたクロガネモチ(Ilex rotunda)。もうちょっとで赤くなります。

あれれ???どうしちゃったんだろう。実をつけたクロガネモチが、ほとんど葉っぱを落してしまっている。常緑樹って、葉っぱが落ちるのは春の新芽時だよなあ。病気か?虫食いか?日当たり不足か?あまりにいつまでも暑かったので春と間違えたのか?そういえば右京区のどっかの神社でサクラも狂い咲きしたって聞いたけど…?北の築山の3本が3本とも。でも、雄株はちゃんと葉っぱしっかり付いてるのよ?う~ん、実はしっかり付いてるなあ。あんまり心配しなくてもいいのかな?一応親方に報告しておこおっと。「森の妖精」さん、O先生、どうなんでしょう~?(と、お電話したいのですが、なかなかかけられずにいます…。)
さて、あしたもしごとだ、がんばるぞ!

☆17~22日(!)のちび庭気温 23~11℃ きのうは晴で今日は曇り。うわお、現在最低気温11℃です。やばい。10℃域が近い。そろそろ冬の準備をしてあげなくっちゃ!!!