ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

彦根城表御殿。

2012年09月15日 | まちあるき
さあ、奥御殿へ。



この池は、ヒョウタン?それともやっぱり琵琶湖?
梅、桃、桜、サツキ、松、ナンテン、椿。さっぱりしているけれど、四季折々に花が咲く庭なんだ。

そういえば、現在彦根城博物館であるこの御殿は、明治時代に取り壊されていたのを、25年ほど前に彦根市制50周年を記念して復元されたものだそう。だから、お庭の木も若いんだね。


殿様の私室の外壁は淡いピンクベージュ。なんだかかわいい。ほっとする感じですね。


その「御座之御間」から見た庭園のお池は、やっぱり琵琶湖なのでした。


この図から復元したなんて、すご~い。ちゃんと図が残ってたのも、すご~い。


あれ…?そうか。この庭は、右手に竹生島(湖北)が来て左手に瀬田(湖南)が来るんだ。お城の後ろにある本物の琵琶湖と方位が逆。彦根側から琵琶湖を見ているって設定ですね。

長浜の慶雲館のお庭は本物の琵琶湖と同じ方向で琵琶湖形の池が作られていて、お部屋からの眺めは対岸の高島もしくは比叡山側から琵琶湖を見る設定だったんですよね~。

別に決まりがあるわけじゃないけど、おもしろいね~。


お山を下りて、内堀を渡って、駐車場へ…とおもったら、外堀の手前に廻らせてある櫓にも登れるらしい。

へ~え、知らなかったな~。


中はまるでむかしの木造の学校の廊下のすごいでっかいの、って感じ。部活とか合宿とか…たのしいだろうな~。

いやいや、お侍さんが詰めてたんだってば。


銃眼からは、外堀を真っ直ぐに渡ってくる表通りといろは松が見えます。こうやって守ってたのね~。


反対側には、ちょっと懐かしいような、のどかな眺め。これ、馬屋なんです。重要文化財。
今にも袴をはいたお武家さまが井戸の水でのどを潤しに出てきそう。


中はこんな感じ~。ずいぶん造りがしっかりしてるんですね。100年ちょっと前には現役だったんですもんね~。ウチのおばあさんが生まれる、少し前の話。歴史の移り変わりって、すごい。

テレビ東京「美の巨人たち」の彦根城もよかったね。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/120804/index.html

☆今日のちび庭気温:25~31℃ なんでしょう、この残暑。強烈な西日にバテたのは、夜との気温差についていけてない?(^^;)