ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

町家のお庭

2012年09月19日 | まちあるき
さあ、おいしいアイスチョコレートを食べた後は、まちなかをてくてく。

六角通、甘味処「栖園」さん。のれんがかわいく今風です。ここは今度ね~。

その数軒先。「蕪村庵」はおかき屋さん。すてきな入り口です~。


のれんの向こうはこんな感じ。

このお玄関の手水鉢や石畳は、お客様をおむかえするために毎朝水で清められるもの。ですから、こんな路地庭の植栽も、常に水をかぶっても平気なシダやツワブキなどです。

焼きたておかきの案内板に、すっかりつられてお土産と自分ちのと何袋か買ってしまいました。
おいしかったあ~。


おみせの中から見たお庭。バックの竹垣が明るく落ち着いた感じ。


その横のタタキにちょこっと植えられた低木がかわいい。なんですかねえ。ボケかなあ?

次に向かったのは、特別公開していた「長江家住宅」。呉服屋さんのお家なんですって。残念ながら写真は×。

私は町家のおくどさん(かまどのある台所)を見るとわくわくしてしまうのですが、こちらも立派なかまどと高い天井がすてきでした。

商家らしく、表側の部屋と廊下はご主人しか通ることが出来ず、奥様以下しもじもの者は裏を使うように徹底して部屋も廊下も分けられていたそうな。

建物に使われている木材も立派で、感激したのは、庭師が外から履物を脱がずに中庭に入れるように、一部縁側廊下の床が跳ね上げ通路になっていたこと。

おお、なんとワンダフル。坪庭の手入れのために家の廊下に3m梯子をくぐらせるのって、ただでさえ大変なのに、そこで地下足袋を脱いでまた履かなきゃならないっていうのが、いつもほんとめんどくさかったのよね~。
いいなあ。このアイディア。

中はこんな感じでした。↓
http://www.kyokanko.or.jp/natsu2012/natsutabi12_01.html#03
いや~、まんぞくまんぞく。

四条の方へ戻ってまいりますと。あ、奈良漬け屋さん。お久しぶり~。

京都で園芸店にもいたんだけど、この近辺のお得意様数十軒に毎月お供え用の花をお届けしておりました。ここが終わるとだいたいお昼だったのよね~。なつかし~。

さて、そろそろお昼だ。どこでたべよっか???

☆今日のちび庭気温:22~32℃ 同じ気温でも、湿度が違うとずいぶん爽やかに感じますね。クレマチス‘ドクターラッペル’がお昼寝から覚めてようやく動く気になったのは、降雨量のせい?それとも日照時間のせい???(^^;)