ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

ここ数日で植えたもの。

2008年12月16日 | 栽培
さむいですね~。ちび庭、日陰なので、暖かいお昼頃に作業しないと、冷えます。それ、いそげっ!

■植え込み■
●シャクヤク‘サンセット’ 赤い花らしい。ホムセンでバルブを安売りしていたので、しっかり買ってしまった。2芽付き。今回は8号鉢に植え込み。培養土5、赤玉2.5、鹿沼土2.5、化成肥料888。
なお、根締めに、株分けした球根オキザリス‘バーシカラー’(Oxalis versicolor)。
●ソラマメ(Vicia faba) 品種不明。なんだかすばらしく健康そうな苗だったので、2株おもちかえり。ベランダのプランターに植え込み。ブロッコリーの隣に植え込みだけど、ど~かな~。

■入手■
●稚児笹 2株
●アサギリソウ 萌黄色 1株
●ブルークローバー 2株
●黒松 10㎝高 1株
●プリムラ ジュリアン

故宮 その7 殿上人の住むところ。

2008年12月15日 | 北京旅行
紫禁城「内廷」。

乾清宮の後ろに控える「交泰殿」と、「坤寧宮」です。手前の「交泰殿」は、主に皇后に関する行事を行う場所だそうな。


「交泰殿」の玉座。皇后さんのだから?天井や壁の文様は華やかですが、形はちょっとシンプルです。


さて、こちらが、「坤寧宮」。皇帝の婚礼に使われたそうで、建物自体も、他と比べて満州族の習慣が色濃く残されている場所だそうです。ここの額は,色が塗られていませんね。


おお、「半蔀(はじとみ)」ではありませんか。う~ん。やはり御所のルーツか。でも、色が赤いのが、京都の白木もしくは黒のはじとみを見慣れた目には、異国情緒に映ります。


う~ん、中はどこかのお寺のお堂のよう。床が石張りなところが、冬は冷えそう~~~。


建物の外の石張りも、色石が使ってあって、生活空間であることを感じさせます。しっかし、当たり前だけど、本物の石がこうもふんだんに使ってあるのは、とてつもない重厚感がありますね。

殿ヶ谷戸庭園 その1

2008年12月14日 | ガーデン
え~、北京の話は当面続きますので、ちょこちょことその間に最近見て来たところを。

もう、先週になってしまいますが、せっかく紅葉ですので、殿ヶ谷戸まで行ってきました。そんなに広くないし、そうは期待してなかったのですが。


もう、庭主絶賛。何と、凝っているのでしょう。狭い敷地を、縦横無尽に活用しております。う~ん、久々に良い「お庭」を見ました。


こちらは敷地の上側の、洋風庭園。ん~、美しく色づいています。

←散り紅葉も、いろんな色が混ざっててかわい~い。

←この庭園の水源が示されています。ふっと、琵琶湖疎水を活用した植治の庭を思い出しました。
そんな流れを汲んでいたりするのかしら?と調べてみましたら、白金台の名庭「八芳園」を手がけた赤坂の庭師、仙石荘太郎という人の作庭とのこと。どんな人だったんだろう。大正13~15年に作られたというから、時代的には7代目植治さんとかぶるんだけどなあ。


なだらかな斜面に、透き通る紅葉の赤。下の土留めは、何となく古河庭園を思い出す…。


おお、すばらしい!松の雪吊りが、ダイナミックに風景を引き締めています。池の水もきれいだ!


うわ~、この雪吊り、傘のふちが波打ってるなんて、凝ってるう~!いや~、美しいですね。




池がまた、いい雰囲気です。周りの景色が映り込んできれい。うっとりしちゃいます。
こちらもつづくぅ!



故宮 その6 まだまだ甘くはなかったね。

2008年12月13日 | 北京旅行
ん?と、デジャブのようなこの光景。

すでに、「内廷」に入っております。ちょうど、「外朝」の保和殿が、紫禁城の敷地のど真ん中に位置していたのですよね。ここ「内廷」は敷地の北側半分を占めますが、今はその中でもさらに中央の区域を進もうとしております。

紫禁城内の位置関係はこちら。
http://orange.ap.teacup.com/applet/jardin2/20081202/archive


最初にくるのが、「乾清宮」。元々は皇帝の寝室だったそうですが。後に日常政務を行う場所となり、大宴会も催されたそうです。掲げられた額がわかりますか?漢語と満州語の両方で表記されています。宮廷内で普通に2つの言語が飛び交うなんて、不思議~。


なんだか、お土産物屋さんでは、数ある玉座の中で、なぜかこの玉座や額のレプリカがよく売れているようでした。一番豪華だからかな???


そういえば、昔は中国の人も日本人も、みんなどちらかと言えば背が低かったと思うんだけど、この宮殿のスケールは相変わらず大きいですね。ほら、窓の位置も天井も、あんなに高い。
まあ、「外朝」に比べれば、ちょっとだけ人間のスケールに近づいた気がするけれど。


天井は、とにもかくにも龍づくし。豪奢です。青と緑と金。それを引き立てる、壁の赤。これがろうそくやたいまつの炎なんかに照らし出されたら、さぞかし幽玄に見えることでしょうね~。


うん。ようやく窓に生活感が出てきました。少しだけ、古の人々の息吹が感じられたような。この窓の奥で、どんな人々が、日々何を感じながら暮らしていたのでしょうね~???

まだまだつづくぅ!

故宮 その5 on と off ?

2008年12月12日 | 北京旅行
紫禁城つづき~。


こちらは、振り返ってみた南側、「外朝」の保和殿。この中央の重厚な龍のレリーフの上を登って、皇帝が「表」へお出ましになられます。


そして、北側の「内廷」の入り口、「乾清門」。皇帝が、ただいま~、と帰ってくるお家の玄関。なのですが、この門に仮の玉座を置いて、「御門聴政」といって日常に政務を行われたそうです。


がぅ~、と、お守りの金獅子さん。金ぴかぴん。ちゃんと2匹います。


ありました!棟飾り。こちらは黄色い瓦で、偶像も6つになってますねえ。ちなみに、天壇公園の棟飾りはこちら。
http://orange.ap.teacup.com/applet/jardin/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%93V%92d%8C%F6%89%80%82%C9%82%C4&x=58&y=12&inside=1


こちらにも水瓶。これまた重厚&金ぴか。銅製で、金メッキが施してあるそうです。鎌倉のお寺だと、金メッキじゃないけど、屋根の雨落ちの下に防水桶があって、中に金魚が泳いでたりするよね~。こちらは、ぽつんと置いてあって、どこかの樋から雨が運ばれるって感じではないにゃあ。


こちらの壁にはかわいい花のレリーフ。そして、やっぱりふんだんに瑞雲と龍の彫刻が施された、大理石の石段がつづきます。んじゃ、そろそろ入りますかね。

☆今日のちび庭気温:7~15℃ 今気温を見に行ったら、きれいなお月様がピッカリコ。お隣の立派な松のお手入れもだいぶ進んだようですね。明日は今年最大のまんげつだそうですよ~ん!(^_^)