令和三年、コロナは二年目

令和三年元旦、風もなく真っ青に澄み渡った空にヘリコプターが飛んでいる、箱根駅伝の中継だろう、
穏やかな新年を寿ぐに相応しい素晴らしい快晴である、しかし空が晴れても心は闇だ、
コロナ、俺と別れてくれ
第一お前を呼んだ覚えはないし、懇ろになる気なんぞ全くなかった
別れろ切れろは最初っから望みもしていない、そっちが勝手にくっついちまったんだ
性悪女の深情け、熱が冷めるまでひたすらおとなしく縮こまっているしかない、「触らぬ神に祟りなし、」だ
疫病は天災である、忘れた頃にやって来た質の悪い大天災だ
しかし政府のやったGoTo人間がやったのだから人災だ、
「疫病は人同士の接触で広がる」と学識者が言い、歴史もそれを証明しているのにずるずると引っ張り感染者が次々と記録を書き換えてやっと停止をした
不要不急の人との接触を控えてと言う一方で補助金を出すから旅に行きましょうと言うのは全く矛盾している
それで行っちまう輩もどうかと思うが鳴り物入りで喧伝している政府には大きな責任がある、
先日兵庫県で高度医療施設がいっぱいで収容できなかった患者が6名も亡くなった、
医療崩壊が現実に現れて来た、東京も1300人と言う感染者が出てベッドの余力も2割を切った、
医療関係者の苦労と精神的負担は想像を超えるだろう、今政府がやるべきことは全力を挙げて疫病の沈静化だ、
通常国会でだと!、どこが通常なんだ、異常な状態なんだよ
臨戦態勢が必要なんだ、「臨時国会」は当たり前だろう、何兆円もの予算を決められる権限を国民から与えられているという事はそれだけの責任を国民に対して負っているという事に他ならない
「俺と別れてくれ」と言いたいのは現政権だ、選挙で座敷にあげたのは確かに国民だが払った玉代に見合った接待が出来ないなら座敷から下げるのも客の権利だ
取り敢えず懇ろにはなったつもりはない！