岸田総理が暴走し始めた、
防衛予算をGDPの2%にする為には4兆円の上積みが必要だからと復興予算を削り、特別会計予算を廻し、更に増税で1兆円を調達すると言う
「国民の負担を増す所得税は据え置いて法人税を上げ、タバコ税、酒税、車両税は走行距離税に、その他あらゆる方策を検討する」と言う
来春の賃上げ要求に企業が二桁に近い賃上げを表明しているがこれも水を差される事になって給与ベースアップの減速は否めないだろう、
この状況が「挙国一致」一億総動員でと第二次大戦の泥沼に突き進んでいた昭和15年の頃に酷似しているという指摘がある、
奇跡的に日清・日露戦争に勝ったために肥大化した軍が夜郎自大の状態で政治を支配し、
そのまま経済的に勝てるわけのない泥沼に突入し、国民の三分の一の命と国民全体の困窮、国家の崩壊を招いたことは近現代史の明確な事実だ
「子曰、過而不改、是謂過矣。
〔子(し)曰(いわ)く、過ちて改めざる、是(こ)れを過ちと謂(い)う。〕
訳文
孔子(こうし)が言われた。「過失を犯して、そのままにしておくことがほんとうの過失というものだ。〔過失を犯しても、それを改めさえすれば、過失とはいえない。〕
当時の軍人政治家の犯した過ちは孔子の言葉に従えば「改めれば過失とは言えない」事になるが今又同じ轍を踏めば本当に我が国は「大きな過ち」を犯すことにる、
しかし、一度嵌った泥沼にまた嵌ると言うのは過ち以前の問題でそれは「愚か者」の行為だ、
それどころか周りから「おい、おい、このまま行ったらまたあの沼にはまるぞ」と言われても「嵌っても大丈夫だ」と突き進んで嵌れば愚か者ではない、「大馬鹿野郎」である
乗り切れるかどうかではなく「泥沼に嵌れば泥だらけになるのは国民」だと言うのが問題なのだ
税金は国民が安全に豊かな生活をする為に納められている、
国会議員は専ら国民の為に奉仕する存在である、と憲法にも書いてあるではないか
安全と戦争は正反対のものだ、「売られた喧嘩は買ってやる」では場末の夜の街で粋がっているチンピラとおんなじだ、
与党内ですら問題視した意見があると言うのに岸田総理はなぜ暴走を繰り返すのだ