波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

スティーブ・ジョブズ氏の死について思うこと

2011-10-07 17:56:34 | 日記
昨日、通院から帰ってきたら、びっくり&ショックなニュースが飛び込んできた。
アップルの会長にして創業者、スティーブ・ジョブズが亡くなったとのこと。
もうこれは、ビートルズファンのジョン・レノンの死以上に(古い?)たいへんなことでしょう。

私が25年前に某コンピューターメーカーに入社したころ、まだパソコンは珍しかった。
その会社はパソコンも作っていたが(今も作っています)、技術者たちは、自分の持っている
マッキントッシュをやたら自慢していた。アップル = マックのイメージ。

でもその後、ジョブズが自分の作ったアップル社を追われて、自分の会社をまた新しく作って、
でも今度はアップルに経営者に迎えられて、そうしたらマックのデザインがまたまた革新的になって。

しばらくすると、iPodで大ブームを起こして、iPhone, iPad と快進撃。
大手はそれらを追随するのみ。
アップルの製品使ったことのない私は、へーーー、才能ある人なんだあ、と思うぐらいだったが、
2004年に膵臓がんの手術を受けていた、という事実を知って、別の興味が湧きました。

不治の病中の不治の病でありながら、革新的な製品を次々に出し、昨年はアップルを
株式時価総額世界一の会社にしてしまった。
しかもその間、肝臓移植で病気療養している。驚くべきことだ。

がんになったから諦めなければ・・・、といった数々の事が吹っ飛ぶ事実ではないか。
ま、もちろん凡人と天才ジョブズとは比べること自体間違っているが。
でもすごく勇気をもらえることとして、記事にも書きたいな書きたいな、と思っていたら、
亡くなってしまった。8月にCEO辞めたから相当悪いんだろうな、とは思っていたけれど。

世界中の著名人が嘆いている。もちろん世界のトップニュース。我が国は小沢さんでしたが・・。
レオナルド・ダ・ビンチ、エジソン、アインシュタインと並び称されている。
間違いなく歴史上の人物になるんだろうな。

でもでも・・・。世界最高峰の医療を受けていても、がんは治せない時は治せないんだなあ。
なんか、へんな話諦めがつく、というような。世界一の金持ちでも、天才でも、大統領でも
病気には勝てない時もある。なぜなら病気は、ましては“がん”はある意味“自然の摂理”ともいえるから。

だって、恐竜ティラノサウルスの化石からもがん細胞が見つかったんだって。
つまり、生物は多細胞化したときから、癌細胞が生まれる運命だったのです。
自然の摂理には逆らえない。人間の知恵として、生活習慣で予防するとか、最新の医学で
治療するとかはあるのですけど。

ジョブズ氏関連の本、買って読もうと思っています。

「今日が人生最後の日だったとしたら、今日やる予定だったことをやりたいと願うだろうか?」

この言葉かみしめてみます。





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