MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

マイルスの“In A Silent Way”を聴いてみて・・・

2008年02月21日 | Miles Davis
最近聴く、マイルスは50年代から60年代前半のものが中心になっており、60年代後半以降のレコードがターンテーブルに載ることが少なくなったが、久しぶりに70年代ジャズシーンに大きく影響を与えたと言われる名盤?・・・“In A Silent Way”を聴いてみた。
発売当時、評論家の先生方の批評も様々で中にはまれに見る名盤であると言われる先生もいれば、話にならない、愚作であるといわれる先生もおられたように記憶している。
発売当時の私の感想は・・・はっきりいってそれまでのバリバリ吹きまくるマイルスとは大きく違ったこのアルバムのマイルスに物足りなさを感じ、あまり好きなレコードではなかったように思う・・・。
その後、良質のバックグラウンドミュージックとして聴いてはいたもののJAZZレコードとしての評価は低かった。
久しぶりに聴いてみると、少し印象は異なった・・・。
内容は全く異なるがあの有名な“Sketches Of Spain”を聴いたときのような感動を覚えたのです。
発売から30年以上経過した現在、このアルバムの評価についてはどのようなものであるか定かではないが、その後の70年代ジャズシーンに大きく影響を与えた事は確かであり、改めてマイルスの凄さを再認識したところです。
この後、マイルスは“Bitches Brew”を発表し、電化マイルスへと移行していく。
マイルスは常に進化しており、一つのところに留まってはいない・・・。
偉大なるMILES DAVIS よ 永遠なり!・・・

コメント
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