河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

美しい日本!!か??

2025-01-23 01:09:55 | 絵画

美しい日本を目指すと言った阿部が死んで、少しは美しくなると思ったら。GHQのマッカーサーに迎合した反共統一教会問題が露呈し、次は政治献金資金問題。あの小泉ポエムが「政治献金は大事な活動費」とインチキ答弁を堂々とやるから・・・・。

こっちもいい年をして嫁のない・・・ごめん「夢のない」人生で最期を迎えようとしていて、猫たちに「たまには父ちゃんの言うことを聞け!!」と言ってみるが、あくびをして応戦。

どうして日本人は、性懲りもなく「ウサギ小屋を建てて我慢する」のか・・・世の大工は「尺貫法で教育され」ていて「中央の廊下は2m幅にせよ」と言っても「一間183cmなら可能です」みたいなことを言って抵抗する。階段の幅は広くしました・・・と言っても、たった7cm広くして・・・救急車の隊員が担架を持ち込める幅として不十分である。猫のあくびに近い。四畳半、六畳は狭すぎる。そんな生活空間を身に着けて我慢するのか。

貴方は日本のスコップや鍬、斧などの道具を持ったことがあるだろうか?みな柄が短くて、持ちにくくて不愉快なのだが。欧米のこれらの道具の柄はまっすぐで日本のものよりはるかに長い。背の高い者も低い者も自分に合った長さで持てばよいようにできている。日本の短いスコップの柄は背中をまげて、力を入れて土を持ち上げる・・・と疲れる.⛏(つるはし)も柄が短くしんどい。だれかもっと考えないか???

 

日本人の平均身長も大きくなって、男なら170cmくらいになったであろう。私は174cmだったが年を取って5cm低くなって169cmだそうな(かかりつけ医の看護師が意地悪く言う)。年を取って背丈が減るのが大きい人は「胴が長かったせいだ」と。つまり胴の関節が軟骨を減らして背が低くなるのだそうな、そう言えば「河口さんはジーンズが似合わないですね」と言われて、むっとして「足が短いんだよ」とふててやった。

じゃあなぜ多くの日本人が足が短いかと言えば、ガキの頃から強要される「正座」のせいだ。中学1年生の時にはじめて机についてん勉強し始めたが、板の間の廊下にリンゴ箱を置いて、座布団に正座して勉強した。一番背が伸び、体格が良くなるはずの時に・・・体育の時間には「うさぎ跳び」が日課であった。足は酷使されていたのだ。

阿部が目指したのは古い「家族制度」だった。家長である父が母を従え、子供はどこでもみなと同じ価値観を持つように教育される日本。公文書に元号制を用いるように閣議決定した・・・・ばかやろう!!最低でも国会で論議しろ。てめかってにするな。昭和45年は西暦何年だ?答えてみろ!!不便だろが。これが阿部の美しい日本だったのだろう。

未来にこれが変化しているだろうか?頭に刷り込まれた大人の価値観は変わらでこのままだろう。

大事にしたいのは、個々人の生き方と個人責任の意識があれば、美しくない日本で結構!!

 


確定申告の季節だ(加筆あり)

2025-01-19 19:19:24 | 絵画

この国はバカな政治家と役人のために、世の中がちょいとおかしく成っていても、みな反応しないのか??自民党の前の岸田の時に大きく物価が上がって、国民の生活が苦しくなっているときに、岸田はガソリン税を下げるかと思えば、元請け業者に補助金を出して、少しガソリン価格を下げるようにさせたが、その補助がなくなって以前よりさらに価格が高騰した。去年の春ごろからコメの値段が倍になっても農水大臣は「備蓄米を放出せよ」の声に「コメの価格を安定させるために放出はしない。秋の新米が出るころには下がる」と言って、コメの価格が倍のまま放置。こいつは農林族の議員だから、農産物の価格は自民党票につながると、選挙前に知らんぷり。自民党が民主主義を論じたことはない。自分たちの利益のために企業献金の廃止などしない。企業から金をもらって「わいろ」だという意識はない。小泉純一郎と竹中平蔵の時代にブッシュに会いに行ってお土産に「郵政民営化」とグローバリズムと称して、海外へ日本企業を移転させて、海外での企業利益には特別な減税措置を行い、国内では派遣業の解禁で、国内労働者の賃金の減額を勧めた。そのせいで「埋もれた30年経済」が進み、若者に夢ではなく、将来の年金負担を押し付けた。それでも自民党が政権を取り続けたために、自民党議員に反省など無く、小泉の息子のポエムは国会で企業献金などの不正ついて問われても、党として企業献金などは政治活動にとって重要である・・・とか、バカの息子である証明をして見せている。

酪農家が牛乳価格が下がって利益がないからと、牛から命の乳を搾っても「捨てたのだ」から、腹が立つ。

ベルギーにいた時、アルデンヌの農家に立ち寄って出来立てのバターをごちそうになった。出来立てのバターは「白い生クリーム」のようでほっぺたが落ちるようだった。日本の酪農はヨーロッパと違って、酪農家が自宅でバターを作るとかしないから・・・利益追求のために平気で捨てるのだ。それを勧めるのが酪農協会であり、酪農議員である。そして350円程度のバターがあっというまに540円くらいに値上がりし、価格は固定化した。そしてこの価格は下がらない。いっぽうでアメリカからバターと脱脂粉乳を輸入して・・・牛乳ではない、「特濃」という商品を作っている。この商品はミルクのようで牛乳ではなく「乳製品」と呼ばれる。ちょいと昔に「TPP」という貿易協定を作ったが・・・機能していないのが分かるだろう。何故オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどから安いバターを輸入しないのか。アメリカの高いバターを輸入することでアメリカに媚びを売っているからだ。一方で日本の酪農家がバターは作っていないのだから、輸入して国民の利益になるようにしなければならないが・・・・自民党政権はそんな気はない。選挙のことが気になって農家や農協の票が気になるから・・・・輸入を先延ばしにしたのだ。

この国では「物価上昇」避けられない運命のように押し付けられてきた。農協も自民党が作った組織だ。

日銀に異次元の金融政策」とか言って、0.01%の銀行金利でもって、デフレ脱却を正義のごとく押し付けてきて「30年間の無策による不景気」を作ってきた阿部など・・・・こいつは殺されたが・・・日銀はまだ低金利を続けている。ほんの僅か金利を上げたら、株が暴落したが・・・・これらの政策は国民のためではなく「企業利益」のために金利を「無」に近い状態にして、無能な企業に貸し出しが楽になるようにした。その結果、企業は無能に磨きをかけて、さらに無能になり、新しく技術開発や新商品で世界に競争しようとする気もなくなったのだ。その結果を見よ。東芝やシャープがつぶれ、日産にホンダが経営統合も視野に入れ、ダイハツはトヨタの子会社並みだ。

言っておくが、製造業の技術者が悪いのではなく、現場が分からない「文科系の幹部」が悪いのだ。現実から遠いところで経営を考えるから、現場が腐るのだ。私のいた西洋美術館の「学芸員」みたいだ。文献や資料が彼らの資本で、美術作品を見て磨いた感性など無いように、所蔵品があっても研究せず、展示室に見にもいかない、現場がないことが問題だ。

この国の現実は個々人に自分の「論理的合理性」がないことで筋の通った社会が形成されないことで歪んでいる。

しかしこの国の景気を刺激するには高金利を目指すしかない。

で、税金ばかり新しく取ってやろうとする財務省にお無能で自己利益ばかりな自民党を消滅させなければ、この国の未来はない・・・といっても来月は確定申告の月で、どうしたら少しでも還付が得られるか・・・こっちの頭が腐りかけているから・・・。

確定申告は2月15日から3月15日までです。遅れても受け付けてくれます。

バイバイ!!


悪い夢の次は良い夢?

2025-01-19 04:00:07 | 絵画

初夢が「土管に挟まった自分」だったから、しばらく気落ちしたけれど、最近「絵画的な夢を見た」ことで、何か別の世界が開けるような気がしてきた。その絵画的・・だが、いつか描いてみたいと思っていた「連続する白い建物に半透明の絵の具がかかって・・・」「きゃー!!久しぶりに美しい仕上がり・・・」なんてね。これが現実でなく夢だったから残念だけど、いつか現実化するだろうと思って、やはり自分は絵を描く人間なんだ・・・と。観念アートじゃねえ!!こっちは情念アートで「無いものを在るがごときに」虚構を作るのだ。良くても悪くても人間は「無いものを在ると思い込むと、それを見えると・・・」とご都合で物語、時に陰謀まで作るから「物語で戦争までやる」とアメリカの歴史学者のハラリ氏が言うから。

まあ、土管に挟まった自分は別の理由があってのこと。生活のすべて上手く行ってほしいと思うと、独りで戦うしかないのだから、誰かに救済を求めることが出来ず、警察沙汰に裁判沙汰に手段を求めたわけだし・・・・。

新たに「上申書(裁判官に要望を提出するため)」を書いた。相手が嘘八百を並べて代理人(弁護士)に言わせてきた、出たらめな内容だと分かっているが・・・そこを突いて、じゃあ証拠に費用が掛かった証拠として「支払いの相手先の名前、住所、見積もり、支払い証明(領収書)」などを提出させよ・・・と、新たな文書にこれ以上でたらめを言わせないことで、詰まらせようと思う。こちらは裁判が長引いたり、警察の捜査がのんびりしてるので「土管に挟まっている」のだから。

と、正月からずいぶん天候が悪くて「暴風」が吹き荒れて、隣に自分で建てた6x8mの倉庫の屋根に穴が開いて、修理を急がねばならないとか、猫が私のふとんに💩をしたとかでせわしい。布団は外にもって出て、水をかけて洗わねばならないし、面倒が多い。

死ぬまでのカウントダウンが始まったと思い始めて、大事な時間が刻一時と失われていくのが苦しい。

 


820人の読者の皆様、新年おめでとうございます。

2025-01-10 19:25:01 | 絵画

正月だけでもと・・・読者数が暴走して、今回記録的820人だって!!

で、お礼が遅れました。とにかくこの冬、目の前の海が大暴れして、車庫がつぶれそう。なんとか早く引越ししたいのですが、ご存じのように訴訟中でして。裁判所も警察も御正月でしたから。車をどこかに置いて来たいです。

昨日の朝は雪が混じって、零度近くて、猫たちも下の階には居られなくて・・・なんせ石油ストーブを付けていても室温は8度でした。10匹みな上の階に上がって、私のベッドを占拠しています。一階の猫扉から寒風が容赦なく入ってくるのに、「バカ息子」が玄関ドアを器用に開けて遊びに出てしまい、築40年の家は風が吹き込む隙間だらけ以上に・・・思いっきり寒波に晒されています。

「猫はこたつで丸くなる」というのは、いくつかある冬の過ごし方の一つで、雪の中に遊びに出る子もいるのです。

で、当人は買い物もちょっとだけ・・・・トライアルという貧乏人相手のスーパーに行くと、正月明けても野菜、くだもの、正月用食料である数の子、刺身、すしなどどれも貧乏人相手とは思えない高値。というのも、貧乏人相手にしなくなったのか、セルフレジと称してカード登録して、カートにレジ計算が出きる装置が付いていて、これに食品などのバーコードを晒せば「ピンコン、ピンコン」となり、客にセルフレジと称して働かせて、レジの担当者の人数を減らして、人件費を抑えるのが当たり前のようになってきた。しかし、出口ではチェックするお姉さんがいて、「ちょっと見せてください」と客がまじめにレジを通しているか調べるのだから・・・私はむかついている。客がごまかしていると思うのならセルフレジなどやるな!!ばかきゃろ!!

お客様は神様ではないが、客に対して偉そうにするな!!

という訳で、最初から日常的に商品が高い「いずみ」ゆめタウンというスーパーに行く。あんれま!!トライアルより値が安いものが一杯あって、ちゃんとチェックしないといけないなーと、貧乏人はチェックノートを付けるべし。それと年に一度くらい贅沢するなら、貧乏人が行くスーパーで買う前に高いと思う方に行こう。暮れには合鴨の肉を捜したら、冷凍ものしかなくて悔しかった。仕方なく半端だが合鴨の脂肪の部分だけ売っていたので、それで我慢した。これをフライパンで炒めて、白ネギを入れて「ネギ油」にして、せいろそばのつけ汁を作って食べた。んんまっ!!やはり大事なのは合鴨の新鮮な「脂肪がついたむね肉」が大事。断然味が番う。

今年は数の子は買わなかった。高すぎるからね。そしたら中村先生が年の暮れに生そばとおせちのセットを持ってこられて・・・ひぇー。。。毎年有難うございます・・・の中に数の子の味付け、黒豆が入っていました。

また、年を取ってしまって。

朝はコーヒーを一杯。昼は3時ごろ前日の残り物。夕ご飯はちょっと考えて・・・最近大きい方に行っていないから・・・野菜を食べようか・・・と冷蔵庫を捜すと腐った白菜が・・・・まあ、食べられそうなところだけ、汁に入れる。

ああ、そうそう初夢は「土管の中で寝ている夢」だった。一富士二鷹、三なすび・・・・だったかな・・・縁遠い人生だな。

さて、今年は絶対訴訟に勝つ。年寄りは金持ちで、おバカとくらいにしか思わない嘘つき野郎は許さない。

さて読者の皆さまには感謝!! 今年が良い年であり余すようお祈りします。

 


実家に帰る

2024-12-28 18:16:32 | 絵画

実家と言っても、誰かがそこに居るわけでもなく空き家だが、遺産相続で自分のものになったから「面倒」を見に帰っただけ。

目的は大きく二つ。異常がないかどうか。私道入り口の木が「ねずみもち」という漢方薬の実を着けるので、12月には収穫しないといけなかった。自分の性格の優柔不断と占いの内容が相まって、出かける決断が3日遅れて出かけた。しかしいずれにせよ、今回は家の猫たちをおいて、冬場に2泊3日過ごせば、食事はともかくも暖房が切れた状態で放置することになるので、今回は1泊2日にする。しかも出かけるのが昼近くになって出かけて、正味165kmを4時間かかった。途中渋滞が嫌になったし。

場所は岩国市の市町村合併で玖珂郡であったところが、わずか西に200mところで、これも合併で周南市になり、市とはいえ僻地にされた場所だ。実家に行きにくいことは変わらないが、夏以来だから、また恐ろしいことに私道に入ると、そこは枯草やツタで覆われ、道ぎりぎりに楮が生えて道をふさいでいる。車に当たって傷を作る。無理をして50mの私道を門柱のある所まで進んで駐車する。エンジンを切ると、そこに夏に見かけたかわいい野良猫が待っていた。それが何を意味するかは明らかで、ご飯が欲しいと・・・言っている。すでに車に猫のカリカリが用意してあって、アルミの器に一杯入れて、おいでおいでして・・・名前はないけど・・・みゃあごー!!とか言ってみた。すごくいい反応。茶碗を置いたらすぐにむしゃむしゃ食べてくれた。

私が第一にやるべきことはドアを開けて、電機のブレーカーを入れに行き、外にあるブレーカーをこれまた入れに行く。変と言えばそうだが、外に誰でもいじれるところに全体のブレーカーがあって、そこに一部を入れることが出来て、使ってもいないうちに電気代を払わされる・・・これまで不快な出来事が続いていた。今回は基本料金以上の請求がなかったため安心したが・・・その周辺の異変に注意した。

やることは増えて、まず車に傷を作る楮の枝を切ることと「セイタカアワダチソウ」という外来種の雑草に日本中が覆われることになっている今年。枯れずに生きるやつもいて、火をつけたいが・・・・。西の風が強く吹いて恐ろしい。冬場は日本中ひどい目に合うが、浜田の家はもっとひどい塩を被る潮風だ。

暗くなる前に初日はわずかの「ねずみもち」を刈り取った。翌日早くから働いて5袋は作りたいと思ったが、翌朝は寝坊した。夜中が寒くてよく寝れなかったのだ。国道2号線沿いとはいえ山の中だから、昔から冬場は東の底から吹き上げる風、西の吹き降ろす風で、ここでは死にたくないと思わせる場所だ。外は2℃位であった。体感温度はもっと低い。野良猫のみゃーごーは大丈夫だったろうか??10時近くなって起きてみると、また違うネコがカリカリを食べに来ていた。私のハイエースの音で寄ってくるのだろう。

11時半には2号線沿いの西長野という場所に「丸味」といううどん屋があって、実家に帰った時には必ず立ち寄って「肉うどん」を食べる。ここの肉うどんは日本一だと思う、肉良し、汁良し・・・値段は上げしたけど670円だから、これに生の玉を入れてもらう。この肉うどんがなければ実家にあまり帰りたくない。

で午後は、はしごを出して「ねずみもち」を収穫する。しかし本来12月初めに収穫すべきであった。もう一部西風で落下してしまい、はしごの揺れるのに、枝も揺れて採るのが大変だった。

午後4時過ぎには浜田に帰ろうとする。みゃーごーに茶碗洗い桶に一杯のカリカリを残してきた。しかしもっと寒くなるだろうに。