河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

73歳にして家を建てる 4

2024-10-10 14:32:08 | 絵画

とうとう4まで来た。

実は、これまでのプロセスを相手側に知られるのは余りよくないと思いながら、どこからどこまで書いておこうかと思慮した。

前回のブログから日が経って、民事裁判の初公判が擬制陳述で、裁判官の話を聞いて、次の後半までの日程を話し、第二回目の公判の日時を決めた。要するに裁判が場合によって何年もかかったりするのは、公判が毎月ごとに振り分けられて、被告原告双方に反論の期日をたっぷり与えているからである。

被告は私が手紙で①契約解除 ②契約金の返還 ③現場の原状復帰を申し出た時に、すぐに反応して「じゃあ、そうしましょう」としていれば良かったものが、代理人弁護士を4名付けて対抗する決定を下したことだ。これは大変なことだ。結局裁判に進んで、民事だけでなく刑事訴訟の方まで進むことになった。

つまり、山口南署の生活安全課の警察官たちにお願いして、現場を掘り起こして廃棄物を確認して被害届を出すことになり、告発状のひな型を作ってもらい、昨日郵便で送った。それだけではない、要するに元農地で水田であったために黒土が稲作に為にあったのだが、これを446㎡の隣地に重ねて置いておくように頼んであったのに・・・これが見当たらず・・・被告はかさねたと代理人に言っており・・・この黒土の分量から993㎡(300坪)×35cmとしても347立方メートルであり、市販価格ではあるが刀川平和農園の黒土17リットル入りで499円で、およそ20000袋としても998万円相当の評価格となるから・・・・うそも考えてつけと言いたい。 分かりますか?446㎡の農地の上に347立方メートルの黒土を重ねると・・・およそ1メートルから高く盛り上がります。

被告はこの黒土の上に生えていた草を刈り処分したのでその費用を払えと弁護士に言わせている。それどころか、この黒土の処分料金も・・・・。あきれるが、9月23日から翌10月11日までの間に・・・・草刈り、黒土の除去、そして黒土が除去された窪み、つまり347立方メートルの窪みに廃棄物を含んだ土砂を更に30cmから高くなるように持ちこんで入れ、それが見えないように真砂土を被せたのである。私が身に現地を訪ねた時にはダンプカーがひっきりなしに真砂土を持ちこんでいる最中であった。はたしてこれらすべての工程が9月23日だが、契約当日の作業は出来なかったであろうから、10月11日まで17日の間に出来るであろうか?計画的にすべての工程が仕組まれていて犯罪的である。

この真砂土を含む土砂は「近所の工業団地の造成地から真砂土をタダで手に入れた」と建築関係者に自慢していたが・・・・弁護士はこの費用も足して、私の前金から引き落とすと言って来た。

くそー!!全額4、999、300円返せ!!

と言うことで、これらの黒土を窃取したとみなし、前金は出鱈目の工事内容でむしり取ろうとする「詐欺」にあたると告訴状に書いて提出した。

被告の作り話が弁護士によって伝わると空しい。

さて告発状と告訴状の次は民事の被告側の準備書面を打ち砕くために作文する必要がある。今ここに書いたような内容で十分であると思うが・・・・これが空しく続くと思うとがっかりする。

私の人生は毎日奪われている。


73歳にして家を建てる 3

2024-09-11 10:07:25 | 絵画

さて、「72歳にして・・・」の続き。やっと山口市嘉川の土地に対して、山口南署の生活安全課の動きが出てきた。毎日、警察官には雑務が多いと思うが・・・・。

私はずっと我慢してきたわけではない。警察に出す「被害届」では殆ど動いてくれない場合があると「ネット」では書かれていて、それだあーーーと、警察を信頼するのをやめた方が良いということだ。が、南署はスコップを持って3人来るから、その廃土の庭を掘り起こす許可が欲しいと言ってきて13日金曜日に掘ろ起こすことが決まった。そこで出てくるのは産業廃棄物であるから、自然度にあるはずのない「ゴミ」が出てくれば、一応プロセスが一段階アップするだろう。

しかし、一方で浜田市の方では私は「民事裁判の訴状」を作って提出し、裁判所は受け付けて「初公判」が9月25日に始まる。この初公判では相手方が用意した代理人弁護士が相手の言いたい放題を述べるだろう。そのい内容は既に想定の範囲内で始まるだろう。いずれにせよ、初公判というものは、原告が訴状で訴えた内容を否定するために、被告側が反論する大事な機会だ。

何故、絵画の修復家でお絵かきの先生をしようとしている者が「裁判慣れ」しているのかと言うと、実は訴訟はこれで人生4回目だ。みな民事訴訟だが。

今回の浜田での民事訴訟は建築現場から「黒土を盗まれ、出来た窪みに産業廃棄物入り廃土を入れられて、工事の前金として払った500万を取り戻す」訴訟だから・・・・バカみたいなエネルギーを消耗している。しかも相手は弁護士に嘘の状況説明をして「すでに適切な造成を行ったと言って、前金のうち約400万を取り上げようとしているので、ただならない怒りで踏ん張らなければならない状況だ。

しかしこのタイミングで、相手の弁護士が「適切な工事をしてきた」と思わされている内容がひっくり返ればどうなるだろうか。

そのためにも、今回スコップ三人組と一緒に庭を掘り返さねばならない・・・・・だけではない。じつは他に「刑事告訴」を用意している。当然、相手の行為は「黒土の窃盗。「産業廃棄物処理法違反」「前金搾取未遂?で詐欺未遂か」であるから厳しく当たらねば、どうも犯罪を犯している連中は「常習犯」のように短い期間に着実に行為を行った。

「刑事告訴状」は用意している。南署の若い警察官のメンツをつぶさないようにしなければならないが・・・・。

 

浜田から山口の嘉川まで135kmあり、先週は3往復した。朝9時に出て12時に着き、昼食をとって打ち合わせ、点検などをして帰宅するが、家に帰る頃には夕方8時過ぎから9時ころだ。帰宅すると「猫たち」が機嫌が悪い。「とうちゃん!!腹減ったど!!」と言われている。みんなで引っ越す家を建てているんだよ・・・猫部屋もあるからね。と!! 猫にご飯をやると、そのままベッドに直行。先週は体調を崩しました。大工が私が73歳だと知って驚いていた。そう見えないらしい。だが、戦いはこれからであって年内に落ち着かないから・・・・損害賠償も求めるから覚えていろ!!

この続きはまた書く

 


些細な事でもイライラ

2024-08-28 09:12:45 | 絵画

ストレスが溜まると「些細な事でもイライラする」のだ。人間が出来ていないと言うか・・・長生きするために頑張ろうとする意気込みが・・・ストレスまで達する。ちょと気分を変えようとするが・・・。

可愛いはずの猫が廊下で「うんこ」をする。何度片付けてもやる。猫の餌も馬鹿にならないほど値上がりして出費もバカにならないのに、茶わんに入れたカリカリをひっくり返し「ごみ」にしてくれる。

生物多様性が信念の私としては「忍耐」と「理解」そして「容認」としているが・・・・庭のイチジクは「早生」つまり梅雨の6月ごろに1年以上生育した枝から出る大きな実のことだが、今年は100個以上あったのだが、皆カラスに盗まれた。そのついでが「遅生り(おそなり)」のイチジクが熟し始めるまで、ぽつりぽつりと生っていく実をやはりカラスが盗りに来る。朝5時ごろ、バサバサと庭で羽音がすると、やられたという意味。私は窓から顔を出して「こらー、こらー」と怒鳴ると・・・3,4羽が電柱に逃げる。庭のイチジクの木には食いくさしのイチジクがみすぼらしくぶら下がっている。くやしい!!

それから2週間からすると、今や毎日熟す実が増える。「やつら」より早く収穫するために、ダイソーに行って虫取り網を220円で買ってきた。会計のお姉さんに「これで何をすると思う」と聞いた。一言多くおしゃべりな性格だから・・・「カラスとイチジクの取り合いをしているのだ」と言うと笑っていた。ちょっとストレスを解消できた気がする。

 


72歳にして家を建てる 2 加筆あり

2024-08-20 18:23:14 | 絵画

72歳が73歳になってしまった。

しかも、前回書いたようにトラブルが更にトラブルを呼んでしまう・・・続き。

家の建築工事は始まっていているが、まず第一に、田んぼであった土地の土壌改良が必要であるのに、外構、造成、左官などの契約を行った工事担当者が自分の都合の良いように、あっという間に田んぼに土砂を持ち込んで仕上げ(?)に真砂土をかけてしまったら、雨が降ると水浸しになるなど。とてもプロの仕事と思えない状況で、その地面を掘ったら、真砂土で隠された下の層は「建築廃土」と呼ばれる「様々な小石、大石、砂利、砂、粘土状の細かい泥、そして接着剤のチューブ、ジュースの缶のふた、ゴルフボール」などが含まれる、俗に言う「廃土」が出てきた。そこで、どいう経緯で持ち込まれたのか、持ち込んだ左官に尋ねたら「自分は浜田の工務所と契約しているから言えない」と言って来た。なんじゃそれ!!の理屈だ。

建築廃土の処理は法的にも制限があることはネットで調べれば分かる。

この田んぼの土壌改良には、元が田んぼであるので黒土は除去して、農業委員会が転用許可しなかった農地のままの部分に黒土を移して盛り上げて置いてくれと言ってあったが、あっというまに廃土を持ち込んだのだが、実はよく調べると、この黒土は上の方が除去されて、そこに廃土がもられていた。

私の勘だが、そこで除去された黒土は鶏糞や牛糞を製造する業者に売られたのではないかと思う。そして廃土は処理場として、私の地所が使用されて、持ち込ませた者は2トンダンプあたり1万円から利益を得ていると思うのだ。これは犯罪だ。

だから山口県警南署に被害を訴えたのだが、事件を受け付けた担当の刑事がちょっとおかしい・・・・。

南署の生活安全課の3人の担当という者に、いろいろ書類を見せて状況を説明したのだが、廃土から出てきた「ゴミ」を証拠として見せたのだが、そのリーダーの彼は「物的証拠」に興味を示さないのだ。しかも現場を見せて説明するにも「我々には、それが廃土かどうか判断できない」という。はあああ??だ!!そして、担当刑事は現場を見ない内から、最初から「事件になるかどうかの可能性について」語る。何を持って「可能性」と言っているのか、説明になっていない。他の二人も黙っている。どういうこと?興味が持てないからやりたくない・・・・というような態度!!

おいおい、観て分からないと言うより、よく見ようとしていないではないか!!分からなければ専門家(保健所ではなく土砂の)を連れてきて調査するのが「論理的」「科学的」という仕事ではないのか? 現場で掘られた断面を見せた。真砂土の下に廃土の石、砂利、砂、粘土質の泥、そして建築現場からと思えるゴミが見られる。ネットで調べると「建築廃土」と言う言葉が見つかるし「これは産業廃棄物」にあたる。ちゃんと勉強してくれ。

我が家の庭に捨ててくださいとは言っていない。工事業者に最初から、「庭の大部分は駐車場になるからコンクリートではなく、砂利で仕上げるように言ってあったのだ。これは現場で働く他の業者も知っている計画だ。にもかかわらず持ち込まれたものは砂利ではない。「ごみを含む建築廃土」であり、これが判別できないとは‥‥呆れる。

どういう訳か保健所の係を3人呼んでいて現場に同伴した。しかしこの人たちは何を見に来たのか、この人たちも廃土であると確認できないと言う。何か誤解があるのではと思うが、生活ごみがあるとは言っていない。生ごみでもない。

翌日に廃土を持ち込んだ左官に警察が電話したと言う。左官は私たち(大工などに)言ったように「工務所と契約しているから言えない」と言ったようだが、警察は何処から運び込まれたか聞いているが「どこから持ち込んだかは工務所の指示であるので、工務所の返事を待っている」という。「だから私に言えない」という。「知りたければ工務所に直接電話したらどうか」と言う。警察は何のために「捜査権」を持っているのか?

なんだこれ?廃土を持ち込まれた被害者は私だ。被害者に正確な情報を提供しないのは、どういうこと?

廃土の現場をよく見ないで「廃土かどうか自分たちは分からない」と言う警察官が、今後どういう対応をしていくのか想像できないのだ。

場合によっては、弁護士を通して担当を交代してもらいたい。

最近、ネットでも仕事が面倒だからきっちりと適切な対応をしたがらず、逃げる警察官がいる話を多く聞く。浜田の警察官もそういう者と出会って人権侵害のケースを民事扱いのようなケースにされた経験がある。ネットでも人身事故をめんどうだからと物損事故にされて保険金ももらえなかった被害者のケースが増えていると書かれていた。今、警察がおかしい!!

また思い出すと腹が立って、興奮して夜も寝られない。

また金曜日には別の土砂の業者に会わねばならないから、山口に出向く。片道130kmだ。週に1回が普通だが、朝9時に出て20時ごろ帰宅する工程だ。疲れるし、夕ご飯が遅れるので猫に申し訳ない。しかしとにかく工事の遅れを少しでも解消し、廃土を除去しないと、そこに作らねばならない浄化槽が作れないし、年内に完成しないと市から補助金が出ない・・・。他に一階の床はコンクリートの土間で、そこに砂利を入れ鉄筋メッシュとモルタルで床が作られる。そこにも砂利が使われるので、出鱈目な廃土を持ち込んだ業者の担当業務とは連絡が取れないので、私が代わりにやっている始末だ。

この業者には前金として500万円ほど支払ているが、最初の盛り土の所で雨水が吐けない土砂で異常事態が発覚し、既に別の民事訴訟を起こしている。しかし素直に返金する気もないので、刑事事件として廃土の被害を申し出ている。

そこに「見もしないで分からない」という刑事担当者の登場でストレスは全壊!!癌になりそう。

その上、今度は相手の弁護士が「前金から地盤改良で持ち込んだ土砂(廃土)の造成でかかった費用を引いて前金を返す」と言ってきた。廃土を持ちこんだ工事担当は「近隣の工業団地の造成地から、タダで造成用の土は手に入れた」と他の者の前でも言っていたが、これだよ!!

弁護士は頼まれた通りに「文章を作り」主張するのだが、今に見ろ!!

バカな警察官に被害届を出すとごまかされるとネットでも紹介されていたが、今度は刑事告訴を準備しているから。

弁護士や司法書士を通せば、馬鹿な警察官ではいられなくなるのだと!!


オリンピックは面白いですか?

2024-08-11 20:50:05 | 絵画

申し訳ないけど、懸命に頑張ってきた人たちには悪いけが面白くないのです。スポーツに興味がないと言うか・・・・テレビの番組もオリンピックだらけで、より反感を感じるのです。続き物の番組がどこかえへやられて機嫌が悪い。早くオリンピック終われ!!

しかしCO2の排出に配慮して、選手用の食事から肉を減らして生野菜が増えたとか・・・・は面白かったです。選手からの苦情で料理シェフも急遽、朝ごはんに卵、や肉を増やしたとか・・・・オリンピック委員会で決めておかなかったのだね。シェフのレベルで決まるなんて、これがフランスなんだ。セーヌ川で泳がせたなんていうのも・・・・選手がお腹を壊したとか・・・・やることがフランスなんだ。

でも市場に行くと美味しいものがたくさんあって、特に魚は日本では食べれないメルラン(英語でホワイティング=日本ではシロギスにあたる)大きさはキスの4倍はあって塩焼きにすると美味しい。メルルーサ(スペイン読み=くろむつに近いと思う)も塩焼きにするとめちゃ美味しい。数の子は西洋人は食べない・・・ニシンの汚物扱いで・・・・畑の肥料だそうな。しかし入手可能で安いのなんの。マグロのハラミつまり大トロはゴミで捨てるから、昔はただでもらえたが・・・最近はすし屋で出すそうな。

アンコウは揚げ物にしてライムを絞って食べると、これまた最高。アンコウのことをモンクフィッシュ(モンクは修道僧のこと)というが魚屋でも地中海ものではない。パリでは地中海ものは夜行列車でオルリー空港の近くの魚市場に夜中に着く。

なんでこういうことを知っているかと言うと、ブリュッセルの画学生の時、アルバイトに日本人向け魚屋で魚をおろしたりしたものだ。ついでにパリにマグロの仕入れに行って、夜が明ける頃市内で降ろしてもらって、朝一番のバゲットが焼けるのを待って,最高の焼き立てを賞味したら、ルーブル美術館に寄って夕方までフランドル絵画を堪能した。

このころはお金もなく、恐ろしいこともなく・・・ちょっと世間知らずで・・・まあ普通に馬鹿だった。あの時代に戻りたいね。

ところでオリンピックをずっと放映しているNHKや民放だが・・・統一教会の問題やパーティー券の問題は何処にやったのか??

権力者に言われて知らんぷりするのか。

やれやれ、終戦記念日までに在りんピックは終わったな!!スポーツに命を懸けられる人たちを多様性の一部として認めるが、もっと注目すべきこの国の問題があるからね。