河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

スランプです

2020-11-26 15:59:26 | 絵画

第3波襲来だそうだけど、権力者は責任逃れに「まだGoToキャンペーンのせいだと思わない」と言っているが・・・。アホだよ!!コロナが終息してから実施すると言っていた経済対策の1兆7千億円のGOTOであったのに、見切り発車で始めて、やめる気はないと言っている。周囲の話も聞かない連中が、具体的な対策は国ではなく、地方でやってくれだって。政治屋は自分たちより賢い官僚や学者が嫌いだから、専門性に乏しい政策しかできない。それを政治だと思っているから、反対意見をされると「飛ばすぞ」と脅す。彼らが集める学者気取りの竹中とか高橋洋一とか、学者としてより、政権よりコメンテーターとしてメディアに出たがった者たちばかり、結局名声と金に集まる。

彼等に天罰が下りますように!!

島根県は昨日感染者が一名追加した。144人目だか・・。この県は人口も少ないし、もともと経済活動も盛んではないから、元より保守的なメンタリティがコロナでもっと保守的に・・・内向きになっているから少ないだけ。

今、自殺者が交通事故より多くなって世界的に注目されているらしい。特に若い人…女性が40%増えているそうだから・・・元より非正規雇用で差別されている所にコロナで職を失ってしまう傾向があるようだ。先が見えなくなる内向きの傾向は集団の価値観で周囲の者と比べてしまう国民性が影響しているだろう。「皆と同じでなければ」と思わずに「はみ出し者」になってほしい。自分は自分だという教育は受けなかったのが悪因だ。食うものが無くなったら役所に行って「何か食うものを」と言うべきだ。多少でも税金を払ってきたのなら・・・。

家に来てくれればご飯ぐらい出すよ。猫が我慢できれば、泊めるくらいするよ。

先日、この浜田では貧乏人が行くスーパーのトライアルと言うところで、安物の下着を買おうとして、男物売り場をぐるぐる回っていたところ、同じようにパンツを捜している男性に会った。つい独り言を言ってしまったが「何だ皆、化繊じゃないか」「綿が基本でないと・・・」とぶつぶつ言っていたら、それを聞いた男性が「化繊はいけませんか?」と尋ねてきたので「汗を吸わないし、静電気で皮膚を傷めるから・・」と話し始めて、いろんな世間話まで延々とパンツを手にしたまま1時間以上も立ち話した。どうもお互いにストレスが溜まっていたみたいに、世間話をしまくった。男性はタクシーの運転手さんで、浜田の町に詳しい。話のテーマは尽きない。私はコットン入り60%のパンツ4枚と半そでシャツ2枚を買ってしまった。

面白い経験をしたと思ったが、私は「基本的に話好き!!」。このブログにせよべらべらとくだらないことを言いまくっている。

実はスランプで絵が描けない。途中まで描いた絵が完成イメージに届かない。私は具象画しか描かないから、ややこしい見た目の抽象画や観念アートとかはやらない。手段がハッキリしているにも関わらず、構想画であるので様々なモチーフを配置して、派手な色彩によって絵画的空間のバランスが取れなくなっているのだ。早い話実力不足。自分で描いて、画面の中に飛び込めなくなったら、見る人は誰が錯覚を覚えてくれるだろうか!!

「絵画的空間」とは、見ただけでそこにある世界に引き込まれるように完成している状態を言います。

今日の愚痴はここまでです。

いや、もう一言!色数を減らして、明暗調子のグラデーション(諧調)を得やすくすれば、全体のバランスは整い、画面が一瞬にして鑑賞者の目に入るから、シラージュ(黄土色基調色で描く絵のこと)同構図作品で一度気分を立て直すのが良いかも。と言うことで・・・。スランプから脱しようとしています。