「うそつきは泥棒の始まり」とか言って、昔から嘘をついてはいけませんと教えられたが、あからさまに嘘をつくアメリカの大統領が、選挙の断末魔に及んで、まだ嘘をついて自分の都合の良いようにふるまうのを見て、この国ではほとんどのものが同調しないであろう。トランプは世界中を敵に回しても自己中だった。見ていて呆れても、決して対岸の火事ではないから困る。
しかしトランプの方が日本にとって「経済的利益」があると考えて「支持」する者もいる。どんなに権力者の人格が信用できなくても経済的利益さえあればと考えるようなものは日本の政治家には多いのだろう。今の政権の菅総理は学術会議の任命問題で「ちょいと自分の利益を優先」したのだが、えらく長くこの問題で追求されていて、これまた傍から見ていて、いらいらする。
もう正直に「政権のやることに反対するものを排除した」と言ってしまえば、無駄な国会は開かずに済むが、うそに嘘を重ねて逃げている。トランプの嘘とはスケールが小さくてみっともないのだが。なに?杉田官房副長官が先に6人を排除して任名簿を持ってきたって?またそんな見え透いた「うそ」を言ってしまって「杉田るは及ばざるがごとし」って知らないの!!??
しかし排除された6人も公務員扱いなら、任命権が総理大臣にあっても、正当な事由が無ければ罷免はできないのであるから、この6人は「裁判に訴えれば」良いだろうに。
裁判では「総理の任命権」の法的根拠が明らかにされるから、「何故任命しなかったのか」の理由を明らかにしなければ「権力の濫用」として「任命拒否は無効」とされる。一方、菅は正直に言ってしまえば、これまた「濫用おじさん」として歴史を刻むことになる。
だから「論点外し」で学術会議の在り方がおかしいとか、「論理の整合性」を失わせる国会遊びは、もうやめてくれ。
トランプは選挙で敗退すれば「破産する、刑務所に行くかも・・・」とか言われていて、当人も「国外に逃亡する」むねをちらつかせたりしているが、南米に逃亡すれば「暗殺」されるかも?
一方の菅は大したことはない、安倍が凄かったから、菅野だんまり、ごまかしは「解散総選挙!!」と言ってしまえば、国民は「のど元過ぎれば熱さ忘れる」だろう。「さあ、選挙だってさ」と。山本七平の「日本教について」と言う本を読んだことがあるだろうか?日本人の精神構造を「天秤」に例えて、片方に「問題」、もう片方に「対処」を載せて日常を送っているが、「対処できなくなったら」この天秤をひっくり返して、何もなかったことにしてしまうと述べている。
この国の国民性は「次から次から起きる事に振り回されて、過去は忘れる」ことだから、また自民党は生き残る。なんせ「経済的利益」が優先されて、コロナ感染の命の危険も「なあなあ」にしてしまうのだから。
しかし、嘘をつくと後々面倒だろうに。フランス人はよく嘘をつき通して知らんぷりするが、ドイツ人は「責任を追及されて大変なことになる」ことを潔しとしない。日本人は論理的ではないから「屁理屈」で逃げようとする。最後は逃げきれず「居直る」のが悲しいね。
やはり、嘘をつかず、誠実に毎日を過ごせばストレスもない。・・・と普通でありたいね。
こんな事を書いていても、現実は厳しく、今日も猫が廊下に玄関にウン子して、それは黒かりんとうではなく、べちゃ下痢でそこいら中に、お漏らしまである。一匹の行儀が悪い子ではなく、複数のウン子タイプで、真似をする子が増えたため。朝から踏んで「運をつける」と何もしたくなる。これは「新しい日常」ではないのだ。ぎえ「過ぎたるは・・・ウン子かよ!!」