河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

日本の文化2

2024-07-14 20:24:34 | 絵画

日本の文化で言いたいことは、こちらに!!

最近の日本は「文化」と言えるだけの「内容のある文化」を持ち得ているだろうか?テレビ番組を見てください!!実に情けないと思うが、「食い物」の番組で占められている。かつて80年代終わりころだったか、東京放送が性的な番組と食い物の番組で占められていて「粘膜の欲望で売っている」と批判したラ、皆「うーん」と納得したものだ。恥ずかしくて12チャンネルは回せなかった。

しかし、また性的ではないが、「食い気」の塊の番組構成を、NHKでさえやっている。「今日の料理」は昔は作って見せ、食べることはしなかったが、アナウンサーが食べて番組を閉めるような状態だ。いつからこんなことが起きたか?それは、全ての始まりは「永谷園の茶漬けを食べる」相撲取り「遠藤」が茶碗にかぶりつき、音を立ててすすり込み終わると、品もなく「ぷふぁー!!」と満足げにするコマーシャルだろう。このコマーシャルで、私は一気に遠藤のファンは止めた。関わりたくないと思ったのだ。

それから、食い物屋を紹介する番組、激辛の食い物に挑戦する、あるいはもうあり得ないほど大食いする番組。度は越しても、その境を知らない。元アイドル、美人女優、芸人ももう売れなくなって、どさ周りの代わりに「大口を開けてパクリ」のコマーシャル。極めつけはギャル曽根の大食い。とにかく食べまくって、食べる。そしてある番組が、彼女の食後(?)のお腹全体のX線写真を紹介!!それを見て「ひぇーひぇー」だ。胃袋がお腹全体に膨らんでいて、境目が分からない。そして「一日に15回トイレに行く」とのたまう!!やりすぎてやることがなくなったのだ。もっと品の良い生き様を見つけられないだろうか?プロデューサーのレベルが落ちまくって、視聴率を稼ぐのに「欲望」に走るのは品が無いぞ。これが今の日本の文化になっているのか??日本食が海外でも人気で、優れた日本文化として認めていられるのに、それを壊すな!!

 

我が家に猫の「しょうゆ君」がいた。彼の妹に「ミソとミリン」がいたが短命で、彼が頑張って残った。そして彼は「徹底的に私のストーカーだった」のだ。そして大食い。「ぎゃるそねしょうゆ」と呼んでいたが、食べれば食べるほどに「大」をしたのである。しかも「私の目の前」「廊下」で・・・・「こらーしょうゆ!!」と怒られるのが、嬉しかったのだろう・・・・一日、5~6回は当たり前の「ウン子」だった。おならも凄かった。私の膝の上に来て、音なしで人間顔負けの「鼻毛が枯れる強烈なおなら」だった。

しかし、それらはすべて私の気を引くためだった。怒られると喜んでいて・・・・悲しかった。彼は体調が悪そうだった時にクリニックに連れて行って、診察台の上に載せると、もうすごく喜んで,医院の先生にも喜ぶのは彼くらい・・・変わった子だと思ったら。翌々日に「どうしてこんなところに寝ているの?」とゆすったら返事が無かった。まだ硬直はしていなかった。先生には腎臓が腫れ上がって、長く持ちませんと言われていた。かわいそうで涙が止まらなかった。我が家で無くなった子は50は超えるだろうが、毎度涙が出てしまうが「しょうゆ」は家中汚すので大変だったが・・・世話が焼ける子ほどかわいい・・・と言う言葉は其の通り。

もう埋めてやる場所が無くなっていたけど、勝手口の真ん前に穴を掘って埋めた。あの世で食いすぎるなよ!!