minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

おにぎり、サックス、事故その後。

2006年04月20日 | 映画、本、芝居関係
 音楽に利樹も参加したという事で、話題の「かもめ食堂」を池袋シネ・リーブルまで観に行ってきました。初回の12時55分に行ったのに、今日はレディースデイ(1000円)という事もあって超満員でチケット完売。立ち見は嫌なので、3時からのチケットを買ってメトロポリタンをぶらぶらと久々に買い物で時間つぶし。ああ、無駄なものまで買ってしまった。家に帰っておとなしくしてればよかった・・・。
 映画は女性の監督らしい、ほんのりと心温まる佳品。近藤さんのゆったりした7拍子の曲、とってもよかった。ベースの音も良い音で入っていたね。ヘルシンキに行ってみたくなる。それにしてもお腹が減る映画だわ、ああ、おにぎり食べたい~。

 買い物の途中で携帯が鳴る。「母ちゃん、いつ、サックス教えてくれんだよう。」「今日はレッスンで生徒がくるから、その前に一時間くらいならいいよ・・」夕食後、さっさと勉強を済ませ、遼介ったらやる気満々。まずはサックスの組み立て方から手ほどき開始。吹く姿がどことなく私に似ている(苦笑)。「肩はあげないでいいのよ。はい、力抜いて・・・」結構大きな音が出るのは男だからか、なかなか筋はいいぞ、とおだてながら、本人もドレミが吹けるようになって大満足の様子。「これだけ吹ければ明日からブラバンに入って、サックスになれるかなあ?」「今のうちに入部すれば好きな楽器が選べるんじゃない?母ちゃんは2年からだったから仕方なくサックスになったんだけどね。でも、サックスって意外に簡単でしょ?」「そんな事ないよ~。あ~唇がいて~。」飽きっぽい性格だし、こんなんでいつまで続くのか見物だ。しかし隣で利樹が実に羨ましそう。「なんで、ブラバンにベースはないんだ?リズム楽器は楽しいぞ。パーカッションはどうなんだ?」「父ちゃん、俺はメロディー楽器がやりたいんだよ。」とあっさり・・・。

 今日は本当にいろんな事がありました。例の当て逃げの犯人が見つかった、と警察から連絡が入ったのだ。ナンバーだけで探して20台ほどでてきたので片っ端から電話で調査していった警察が「お宅の車、多摩の○○ですか?」「はい、でもその車は盗難にあって今、ないんです・・・」という対応でピンときたらしく「とりあえず、警察まで出頭してください。」と出頭要求したそうな。話をきくと犯人はその日出所したばかりで事故を起こしてまたムショ行きになるのが怖くて逃げたらしい。やっぱり前科があったのね・・・出所当日にそんな無茶な運転をするなんてまともな奴ではないのは確かだけど。現場検証と相手側との交渉は警察署で行う事になりそうだ。示談にしてほしいので、車の修理代は半分くらいは払う、と希望しているらしい。ま、とりあえずよかったよかった。警察もよく仕事してくれました。税金払った甲斐があったな。

今日は新宿コマ劇場前広場。昼間っから誰が聴きにくるんじゃ?と思いつつ、新宿の文化の発展に貢献してきま~す。(デジカメが壊れたので、写真がなくてすみません。)

 

 かもめ食堂HP