NHKの朝ドラ「エール」の番外編最終回を観た。
ドラマ出演者がNHKホールで歌を歌うというものだった。
いわゆる歌手という人が俳優をやり劇中でも歌を歌うということはあるが、
俳優として見ている人が歌を歌うということはあまり私はない。
しかしミュージカルをやったりするわけだから
歌ったり踊ったりしても珍しいことではないだろう。
山崎育三郎さんなんかは同NHKの音楽番組のうたコンにも何度も出ているし歌を歌う姿は何度も見ているし上手なのは知っていた。
しかし堀内敬子さん演ずる藤堂さんはドラマに出てくる女優としてしか見ていなかったのでドレスを着て「フランチェスカの鐘」を歌う姿と上手な歌に驚いた。
もっと驚いたのが吉原光夫さん演ずる岩城さんが「イヨマンテの夜」を歌い出したときにはそれこそビックリしたという言葉がぴったりだった。
イヨマンテの夜は細川たかしさんがうたコンで
歌うのを何度か見ていた。
細川たかしさんも上手いのだが岩城さんの声量と
上手さにビックリしたのだった。
吉原光夫さんは後で調べたら劇団四季にも在籍されていたそうで元々知っていた人は驚かなかっただろうが私はとても驚いた。
こういう言い方はあまり好きではないがそれこそ鳥肌ものだった。
他にも「モスラの歌」やら「栄冠は君に輝く」などのお馴染みの曲も歌われたが15分ではもの足らなかった。
一時間番組でも良いしなんなら紅白でやっても良かったのではないだろうか。
口パクで踊るだけの人たちじゃなくて
歌で聞かせる歌手の方がよっぽど感動する。
今回は15分しかなかったコンサートを見ながら
そう感じていた。