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大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

Casa Mila(バル/中津)

2007年08月04日 09時10分14秒 | その他ヨーロッパ諸国
 中津にセクシーな店があるという話は、少し前に聞いていた。この日は、いろいろと鬱陶しいことがあって、自らに課した禁酒の禁を破って飲みに行ってきた。メンソールは、酒豪と思われてるらしいけど、普段は全く飲まない。トレーニング後にビール一杯なんてのもやらない。運動後のビールは限りなく旨いけど、身体の方はビールをいやがっているというのが実感できるというか、身体の声が聞こえるようになったので、飲まなくなった。飲まざるを得ないこともあるので、そんなときは周りに合わせるけど…。

 さて、メンソールが目指したのはバル。大淀警察署とか中央軒とかの並びにある。店の前にはワインの空ボトルが並んでいるし、骨だけになったハモン・セラーノが並んでいるのですぐに判ると思う。

 入り口はガラス張りなので、店内がよく見えて、初入店でもそれほど躊躇することはないと思う。残念なのは、テーブル席がメインでカウンターの席数が若干少ないことかな。テーブル席はトータルで10席くらい、カウンター席は6席くらいか。しかもカウンターがこの字型なので、慣れるまで違和感があったりする。コの字型じゃないよ。こ(=)の字型。対面カウンターというのかな。

 メンソールは、サングリアをオーダーしてみた。バルに来たらサングリアがメンソールのファースト・オーダーになってる。タパスの方は、これまた必ず頼むようになったアリオリのポテト、サーデンかアンチョビかで迷ったけど、今回はアンチョビにした。そして、久しぶりにハモン・セラーノ。たくさん頼んだ理由は、肉料理に羊&なすびのローストを選んだからと言うこともある。

 最初はストゥールに座ってたんだけど、どうも居心地が悪いので早いうちからスタンディングに移行した。やっぱりバルはスタンディングでないと…。二杯目はワイン。「タイプは」と聞かれたので「ヘビィなヤツ」と答えてみる。スペインワインなんで、フレンチワインみたいなヘビィさはないんだけど、羊料理に合わせるには十分にセクシーなワインだった。

 羊ローストの方は、ほぼレア状態。臭みはほとんどない。あってもメンソールは平気だけど…。で、羊肉が三層になってた。三層というのは、肉、脂、皮の三層ね。なので、それぞれの食感が楽しめる。羊肉は若干歯ごたえがあるので、柔らかい付け合わせのなすびとも歯ごたえのコントラストが楽しかったりする。

 あと、うれしい発見としてはシェリーが充実してること。バルなんだけどフィノしかないという店もあったりするけど、こちらではフィノはもちろんアモンティリャードもオロロソもそろえられてる。「ペドロ・ヒメネスは?」と聞いてみたら、今は切らしてるんだけど、少し前までは置いてたらしい。「マンサニーニャは?」と聞くのは忘れた。

 テーブル席がメインというか、カウンター席がすぐに満席になりそうなので、複数でテーブル席ということになるのかな?。ちなみにメンソールが言ったときは、ギャルズのグループが二組、男性は常連と思われる男性一人客がカウンターにいただけ。メンソールはもちろんカウンター。


(店  名) Casa Mila(カサ・ミラ)
(ジャンル) スパニッシュ・バル
(所 在 地) 大阪市北区中津1-5-27
(電  話) 06-6359-8815
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-23:00
(定 休 日) 日曜日
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ラ・クッカーニャ(南イタリアン/福島)

2007年08月04日 01時15分43秒 | イタリアン
 偶然にその存在を知った店で、南イタリア系のイタリアン。南イタリアでは、次々と前菜が出され、次に出されるパスタでディナーが終了となるそうで、アッサジーニと呼ばれる南イタリアの料理の出し方なんだそうだ。えっと言うようなところに店があって、こんなところにイタリアンの店があるとは、それこそお釈迦様でもご存じないかもしれない。とりあえず当日、電話予約して出かけてみることにした。ワインをデカンタでオーダーして、もちろんこの日の目的であるアッサジーニをオーダーしてみる。前菜のみ八皿の構成となっている。メニューは黒板に書かれているものだけなんだけど、アッサジーニ&パスタ以外にもイタリアン定番の肉料理や魚料理も書かれている。

 前菜八皿と言われても、ボリュームが判らないので、まずアッサジーニ(2,400円)のみをオーダーして様子を見る。感覚としてはアンティパスタミスト(前菜盛り合わせ)が、タパスのように別皿でどんどん出されるといった感じ。なので、イタリアンの店ではなくてバルにいるのではないかと錯覚したりする。料理の内容はしっかりイタリアンなんだが…。

 アッサジーニを食べ終えた後で、まだ少し行けそうだったので、ゴチのアクアパッツァをオーダーする。アッサジーニのボリュームが判ってれば、同時にオーダーかけておけたし、アッサジーニを食べ終えた頃にアクアパッツァが運ばれて来るというような流れも計算できたんだけど、なんと言っても今回が初体験なので、これは仕方ないか…。

 肉料理や魚料理のボリュームは、たぶん二人前分くらいになっているので、デートに使うのがいいと思う。もちろん男性ならば、食べきれないことはない。味付けの方はごくオーソドックスで、塩分控えめで、素材の持ち味を生かし、ソースがそっと彩りを添えるといった感じかな。

 メンソールは調子に乗ってサザエのスパゲッティをオーダーした。シェフは最初、黒板に書かれているとおりスパゲッティーを用意してたんだけど、気が変わったのかリングイネに替えた。リングイネと言っても幅が5mmくらいありそうなヤツ。南イタリアでは、ロングパスタよりはショートパスタが主流なんだそうで、イカの輪切りのような形をしたその名もカラマリと言うパスタや、ベスビオ火山をイメージしたらせん形のドーナッツみたいなベスビオというパスタを見せてもらった。崩れたファルファッレの様なパスタがあったので聞いてみたら、タコスと言うんだそうだ。言われてみれば、ドライタコスの形をしてる。ちょいと戻るけど、カラマリというのは、イタリア語でイカの意味ね。

 昔、イタリア語がわからなくても美味しいイタリア料理を食べるための呪文というのを二つ教えてもらったことがあって、その一つが「すかんぴんからまわり」だった。予想はできると思うけど、スカンピ(手長えび)とカラマリ(イカ)を使った料理が出てくるらしい。メンソールは、試したことがないので、本当に「すかんぴんからまわり」で美味しい料理に出会えるかどうかは知らない。もう一つの呪文だって?。それはまた、別の機会と言うことで…。

 さて、シェフは、福島にある『ポパッキオ』でシェフを務めていた方で、南イタリアを旅行した際に、南イタリア料理に魅せられたらしい。アッサジーニをアテとしながらワインをグビグビやるのも良さそうだし、シェフと相談しながら珍しいショートパスタをオーダーしてみるのもいい。カップルで本格的に肉料理や魚料理を食べるという使い方もできる。なかなか、面白い店だと思う。





(店  名) ラ・クッカーニャ
(ジャンル) イタリアン(南イタリア系)
(所 在 地) 大阪市北区中之島4-3-36
(電  話) 06-6448-3336
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 月曜日
(ウ ェ ブ) http://www.cuccagna.jp/

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