グランド・オープニングは2010年3月1日らしいです。京橋の中では西のエリア、スモールサイズでも店主の個性が光る店が多いことで知られています。モルトの取りそろえが素敵で、かつ日本酒の取りそろえもすばらしかったりする『Long Bar』とか、ワインバーの『Wine Bar base』などもあったりするんですけど、この界隈をテリトリにしている人でも知らない人がいるんじゃないでしょうかねぇ。隠れ家です。でも、いつも満席に近いので、予約は必須です。メンソールの場合、イタリアンやフレンチに行きたい場合は、ギャルに声をかけて一緒に行くんですけど、和食の場合は一人で行ったりするわけですね。なので、今回も予約ないけど大丈夫かなぁ、と思いつつ飛び込んだら、何とか席がありました。
単品メニューもあるんですけど、コース料理が基本です。コース料理は3種類あったと思うんですけど、3,500円のお任せコースをオーダーする客がほとんどのようです。
まずは先付け。露地ものほうれん草ののおひたし。少し薄味に感じるかもしれませんが、ダシがしっかりと取ってあるのが分かります。
造りは二種類。添えられている天王寺蕪を薄造りで巻き込み、胡麻醤油でいただきます。この胡麻醤油がなかなかユニークな楽しい味です。メンソール的には、普通は造りに醤油は付けないんですが、天王寺蕪が巻き込まれているので、胡麻醤油を付けてみるのも面白いと思います。好みは分かれるところかと思いますが…。
椀物は、河内蓮根餅の餡かけ。ダシから立ち上る鰹の香りがすごくセクシーです。ここまでで分かるとおりで、大阪野菜にもこだわりがあるようです。メンソールは、まずはトリビー、その後は日本酒をグラスで2杯。そこから燗に切り替えてました。
小鍋は大山地鶏のハリハリ小鍋。しゃぶしゃぶ的な感じでいただきます。鶏肉はとても柔らかいです。
次が楽盛。板持海老芋唐揚げ、蕪の串揚げ、柚子胡椒豆腐、長芋の素麺、トマトの南蛮漬、鯛の南蛮漬、蕪菜の浅漬です。酒が進みます。
酒肴は魚介の酒盗焼き。これを自然石の上に乗せて焼きます。なので、酒盗の焦げた香りが立ち上って、これだけで日本酒が二合ぐらい飲めそうな気がします。
食事は、海老ダシの埋め飯。こんな感じのご飯ものは初めて食べましたね。楽しかったです。
甘味は紅玉の甲州煮。和食のデザートって、シンプルに果物をそのまま出してくれるようなイメージがあるんですけど、こちらにも一手間加えてあって、良い感じでした。日本酒も、結局、六合くらい飲んでしまったような気が…。
さて、3,500円とは思えないコストパフォーマンスです。しかも、接客もしっかりしています。料理の説明もしっかりとしてくれます。日本酒についても取りそろえはしっかりしているし、燗の温度もぬる燗、上燗、熱燗など指定できます。日本酒メニューにどの温度がおすすめか記載されていますので、そちらを参考にしても良いと思います。ビールも外国産のものが何種類かそろえられていますので、ビール好きでも満足できるんじゃないでしょうか。
もちろん、高級店に比べるとアラが見えるところもあるんですけど、フロアも板場も、一生懸命さが伝わってくるので、気にはならないと思います。細い箸を用意してくれるのは良いんですけど、先が反っていると使いにくいので、箸先は是非確認してほしかったりします。で、反ってたら廃棄してほしいです。
わかりにくい場所にあるんですけど、人気の店のようで、予約は必須だと思って良いと思います。メンソールが予約なしで飛び込めたのはラッキーだっただけだと思いますので…。20席をフロア担当2名で切り盛りしているのはすばらしいです。小鍋とかをメニューに含めて、板場やフロア担当の負荷を下げているというところはあると思いますけど、それでもこの値段でこの料理、このサービスはすばらしいと思います。
(店 名) 櫓仁(菜庭酒菜)
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市都島区片町2-1-37 ストークマンション一階
(電 話) 06-6949-8776
(営業時間) 17:00-25:00
(定 休 日) 不定級(月曜日休みが多い。電話確認が吉)
(席 数) 20席
単品メニューもあるんですけど、コース料理が基本です。コース料理は3種類あったと思うんですけど、3,500円のお任せコースをオーダーする客がほとんどのようです。
まずは先付け。露地ものほうれん草ののおひたし。少し薄味に感じるかもしれませんが、ダシがしっかりと取ってあるのが分かります。
造りは二種類。添えられている天王寺蕪を薄造りで巻き込み、胡麻醤油でいただきます。この胡麻醤油がなかなかユニークな楽しい味です。メンソール的には、普通は造りに醤油は付けないんですが、天王寺蕪が巻き込まれているので、胡麻醤油を付けてみるのも面白いと思います。好みは分かれるところかと思いますが…。
椀物は、河内蓮根餅の餡かけ。ダシから立ち上る鰹の香りがすごくセクシーです。ここまでで分かるとおりで、大阪野菜にもこだわりがあるようです。メンソールは、まずはトリビー、その後は日本酒をグラスで2杯。そこから燗に切り替えてました。
小鍋は大山地鶏のハリハリ小鍋。しゃぶしゃぶ的な感じでいただきます。鶏肉はとても柔らかいです。
次が楽盛。板持海老芋唐揚げ、蕪の串揚げ、柚子胡椒豆腐、長芋の素麺、トマトの南蛮漬、鯛の南蛮漬、蕪菜の浅漬です。酒が進みます。
酒肴は魚介の酒盗焼き。これを自然石の上に乗せて焼きます。なので、酒盗の焦げた香りが立ち上って、これだけで日本酒が二合ぐらい飲めそうな気がします。
食事は、海老ダシの埋め飯。こんな感じのご飯ものは初めて食べましたね。楽しかったです。
甘味は紅玉の甲州煮。和食のデザートって、シンプルに果物をそのまま出してくれるようなイメージがあるんですけど、こちらにも一手間加えてあって、良い感じでした。日本酒も、結局、六合くらい飲んでしまったような気が…。
さて、3,500円とは思えないコストパフォーマンスです。しかも、接客もしっかりしています。料理の説明もしっかりとしてくれます。日本酒についても取りそろえはしっかりしているし、燗の温度もぬる燗、上燗、熱燗など指定できます。日本酒メニューにどの温度がおすすめか記載されていますので、そちらを参考にしても良いと思います。ビールも外国産のものが何種類かそろえられていますので、ビール好きでも満足できるんじゃないでしょうか。
もちろん、高級店に比べるとアラが見えるところもあるんですけど、フロアも板場も、一生懸命さが伝わってくるので、気にはならないと思います。細い箸を用意してくれるのは良いんですけど、先が反っていると使いにくいので、箸先は是非確認してほしかったりします。で、反ってたら廃棄してほしいです。
わかりにくい場所にあるんですけど、人気の店のようで、予約は必須だと思って良いと思います。メンソールが予約なしで飛び込めたのはラッキーだっただけだと思いますので…。20席をフロア担当2名で切り盛りしているのはすばらしいです。小鍋とかをメニューに含めて、板場やフロア担当の負荷を下げているというところはあると思いますけど、それでもこの値段でこの料理、このサービスはすばらしいと思います。
(店 名) 櫓仁(菜庭酒菜)
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市都島区片町2-1-37 ストークマンション一階
(電 話) 06-6949-8776
(営業時間) 17:00-25:00
(定 休 日) 不定級(月曜日休みが多い。電話確認が吉)
(席 数) 20席