神戸に新疆料理の店ができたという話を聞いたので、是非とも行きたいと思っていたんですが、できれば一人ではなくて複数名で行きたいと思って、同行者を募っていたんですが、なかなか神戸まで行ってくれる人はいなくて、こうなったら一人でも行くつもりでいたんですけど、羊肉大好きな人に声をかけてみたところ、二つ返事で行くということでしたので、行ってきました。やはり、いろいろな料理を食べてみたいので…。
なんと言っても、羊肉串は外すわけにはいきませんので、一番にオーダー。で、それまでの場つなぎということで、姜汁蓮根をオーダー。もちろんトリビー。
見た目は普通に蓮根の酢漬けなんですけど、後口にしっかりと生姜の味がきいています。生姜といえば、胃液の分泌を促す働きもあり、前菜としては申し分ありません。
もう一皿はピータンと豆腐の醤油風味。ビールを飲み終えたら紹興酒にスイッチしようと思っていて、紹興酒に合う前菜と言えばピータンと言うことで意見が一致したのでオーダーしたんですが、たれが旨いです。よくある醤油&酢的な味付けではなく、甘みとスパイス風味のある醤油味です。添えられている豆腐は、最初見たときは豆腐干かと思ったんですけど、普通に、ちらり硬い目の豆腐でした。
羊肉を使った炒め物が二種類くらいあって、どちらをオーダーしようかと悩んでいるときに、辛い料理が平気なら、骨付き鶏肉とジャガイモの甘辛煮がおすすめですということだったので、迷わずにそれをオーダーし、次は何をオーダーしようかとメニューをにらんで悩む至福の時間となるわけです。
まず、羊肉串。何度か食べたことがあるんですけど、羊肉の柔らかさとスパイスの鮮烈さはすごいです。今回は、いろいろな料理を食べるというのが目的でもあったので、2本/人くらいのオーダーにしましたけど、8本/人くらい食べても飽きはこないというか。旨いです。
続いて、骨付き肉とジャガイモの甘辛煮。辛いものが好きならばという条件付きのおすすめの割には、それほど辛くないと、最初一口食べたときは思ったんですけど、あとからググッと押し込んできます。メンソールは平気なんですけど、同席した結構辛い物好きの友人が咳き込んでましたから、注意した方が良いかもしれません。
辛さの中に八角(大茴香)の香りと甘みが交錯してきます。新疆は、四川に近いこともあって麻辛が持ち味ではあるんですけど、インドとも近いので、カレーに近い感覚もあります。実際、この料理を食べ終わったあと、残ったソースに白飯をつけて食べたんですが、目をつぶって食べれば、カレーと言われても納得してしまいそうな味わいです。
羊肉の炒め物は、葱爆羊肉。白ネギと羊肉のスパイシー炒め。ここまでの流れから、辛い料理を想像していたんですが、それほどではありません。羊肉も、それほど臭みはないです。なので、羊肉は臭みが苦手だと思っている人でも、問題なく食べられると思います。
辛い物好きのメンソールとしては、劇辛劇麻と挑発的に書かれている芝海老のスパイシー炒めをオーダー。これも、最初食べたときは、辛くないじゃんと思ってたんですけど、なんと華椒が粉末ではなくて丸ごと入ってるんですね。なので、丸ごとの華椒をかみ砕いてしまうと、華椒の香りが鮮烈に広がり、舌も唇も痺れてしまいます。この感覚がメンソールは好きなので、華椒がしっかりと効いた麻婆豆腐とかも大好きなんですが、華椒が丸ままというのは意表を突かれました。強烈な山椒の痺れを経験したことがないなら、注意しながら、華椒を選り分けながら食べた方が良いと思います。
締めにもってきたのは楼羊汁麺。ピリ辛トマト風味のウイグル汁ソバだそうです。せっかく新疆料理を食べに来たわけですから、ウイグル汁ソバを食べてみようと言うことになりました。ピリ辛と言うことだったのですが、それほど辛くはありません。トマト風味と言うことですが、それほどトマトがたくさん入っているわけではありません。最初、鶏ガラスープかと思うような香りがあるんですけど、スープを飲むとあとで甲殻類系の香りがあり、クローブ(丁字)の味が駆け抜けます。見た目は濃く色をしているんですけど、それほど濃い味ではないです。
余裕があったら、新疆豆腐、新疆風の麻婆豆腐を食べてみた簡単ですが、さすがに余裕はありませんでした。聞くところによると、華椒の代わりにクミンをきかせたものらしいです。
最後は王老吉というドリンクがあったのでオーダーしてみました。ジュースの欄にあったので、ジュースかと思ったんですけどハーブティーのようです。甜茶のような甘みがあって、デザートに飲むのが良いんでしょうか?。メンソール一行以外にも、中国人と思われる客がいたんですけど、彼らは食中にこれを飲んでいました。食中でもいけないことはないと思いますが、酒飲みにはきついかもしれません。
さて、羊肉好きで、中華料理好き、特に四川料理好きで、かつインド料理が好きと言うことであれば、たぶん、気に入ってリピートしたくなると思いますが、そうしたことでなくても、是非一度、訪問してほしかったりはします。世の中には、まだまだ素敵な料理があると言うことが実感できます。もう少し大人数でいって、全メニューを制覇したかったかったです。
(店 名) 星辰 曹家新疆野菜館
(ジャンル) 新疆料理
(所 在 地) 神戸市中央区中山手通1-9-4 Gビル二階
(電 話) 078-391-7315
(営業時間) 17:30-26:30
(定 休 日) 不定休
(カ ー ド) 不可
(席 数) テーブル20席
なんと言っても、羊肉串は外すわけにはいきませんので、一番にオーダー。で、それまでの場つなぎということで、姜汁蓮根をオーダー。もちろんトリビー。
見た目は普通に蓮根の酢漬けなんですけど、後口にしっかりと生姜の味がきいています。生姜といえば、胃液の分泌を促す働きもあり、前菜としては申し分ありません。
もう一皿はピータンと豆腐の醤油風味。ビールを飲み終えたら紹興酒にスイッチしようと思っていて、紹興酒に合う前菜と言えばピータンと言うことで意見が一致したのでオーダーしたんですが、たれが旨いです。よくある醤油&酢的な味付けではなく、甘みとスパイス風味のある醤油味です。添えられている豆腐は、最初見たときは豆腐干かと思ったんですけど、普通に、ちらり硬い目の豆腐でした。
羊肉を使った炒め物が二種類くらいあって、どちらをオーダーしようかと悩んでいるときに、辛い料理が平気なら、骨付き鶏肉とジャガイモの甘辛煮がおすすめですということだったので、迷わずにそれをオーダーし、次は何をオーダーしようかとメニューをにらんで悩む至福の時間となるわけです。
まず、羊肉串。何度か食べたことがあるんですけど、羊肉の柔らかさとスパイスの鮮烈さはすごいです。今回は、いろいろな料理を食べるというのが目的でもあったので、2本/人くらいのオーダーにしましたけど、8本/人くらい食べても飽きはこないというか。旨いです。
続いて、骨付き肉とジャガイモの甘辛煮。辛いものが好きならばという条件付きのおすすめの割には、それほど辛くないと、最初一口食べたときは思ったんですけど、あとからググッと押し込んできます。メンソールは平気なんですけど、同席した結構辛い物好きの友人が咳き込んでましたから、注意した方が良いかもしれません。
辛さの中に八角(大茴香)の香りと甘みが交錯してきます。新疆は、四川に近いこともあって麻辛が持ち味ではあるんですけど、インドとも近いので、カレーに近い感覚もあります。実際、この料理を食べ終わったあと、残ったソースに白飯をつけて食べたんですが、目をつぶって食べれば、カレーと言われても納得してしまいそうな味わいです。
羊肉の炒め物は、葱爆羊肉。白ネギと羊肉のスパイシー炒め。ここまでの流れから、辛い料理を想像していたんですが、それほどではありません。羊肉も、それほど臭みはないです。なので、羊肉は臭みが苦手だと思っている人でも、問題なく食べられると思います。
辛い物好きのメンソールとしては、劇辛劇麻と挑発的に書かれている芝海老のスパイシー炒めをオーダー。これも、最初食べたときは、辛くないじゃんと思ってたんですけど、なんと華椒が粉末ではなくて丸ごと入ってるんですね。なので、丸ごとの華椒をかみ砕いてしまうと、華椒の香りが鮮烈に広がり、舌も唇も痺れてしまいます。この感覚がメンソールは好きなので、華椒がしっかりと効いた麻婆豆腐とかも大好きなんですが、華椒が丸ままというのは意表を突かれました。強烈な山椒の痺れを経験したことがないなら、注意しながら、華椒を選り分けながら食べた方が良いと思います。
締めにもってきたのは楼羊汁麺。ピリ辛トマト風味のウイグル汁ソバだそうです。せっかく新疆料理を食べに来たわけですから、ウイグル汁ソバを食べてみようと言うことになりました。ピリ辛と言うことだったのですが、それほど辛くはありません。トマト風味と言うことですが、それほどトマトがたくさん入っているわけではありません。最初、鶏ガラスープかと思うような香りがあるんですけど、スープを飲むとあとで甲殻類系の香りがあり、クローブ(丁字)の味が駆け抜けます。見た目は濃く色をしているんですけど、それほど濃い味ではないです。
余裕があったら、新疆豆腐、新疆風の麻婆豆腐を食べてみた簡単ですが、さすがに余裕はありませんでした。聞くところによると、華椒の代わりにクミンをきかせたものらしいです。
最後は王老吉というドリンクがあったのでオーダーしてみました。ジュースの欄にあったので、ジュースかと思ったんですけどハーブティーのようです。甜茶のような甘みがあって、デザートに飲むのが良いんでしょうか?。メンソール一行以外にも、中国人と思われる客がいたんですけど、彼らは食中にこれを飲んでいました。食中でもいけないことはないと思いますが、酒飲みにはきついかもしれません。
さて、羊肉好きで、中華料理好き、特に四川料理好きで、かつインド料理が好きと言うことであれば、たぶん、気に入ってリピートしたくなると思いますが、そうしたことでなくても、是非一度、訪問してほしかったりはします。世の中には、まだまだ素敵な料理があると言うことが実感できます。もう少し大人数でいって、全メニューを制覇したかったかったです。
(店 名) 星辰 曹家新疆野菜館
(ジャンル) 新疆料理
(所 在 地) 神戸市中央区中山手通1-9-4 Gビル二階
(電 話) 078-391-7315
(営業時間) 17:30-26:30
(定 休 日) 不定休
(カ ー ド) 不可
(席 数) テーブル20席