大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

チャイナダイニング アルファ(四川系中華料理/四天王寺)

2013年07月10日 16時14分37秒 | チャイニーズ
 何度か書いているので、ほとんどの人は知っていると思うんですが、メンソールの中華料理のルーツは四川北京系だったりします。子供のころから、親によく連れて行かれたんですが、そこが四川系の店だった訳です。なので、コース料理の最後は、かならずと言っていいほど糖醋鯉魚(鯉の甘酢餡かけ)が出てきました。四川省は海がありませんので、川魚を使った料理が豊富な訳ですね。広東料理とか台湾料理を食べたのは、かなり後になってだったので、結構カルチャーショックだったりはしました。
 
 そうしたこともあって、陳建一の孫弟子の店と聞くと行かない訳には行きません。店は、天王寺と四天王寺の間くらいにあります。ディナータイムは、要予約です。なので、入り口にはClosedの札がかかっています。予約を入れているのであれば、遠慮なく扉を開けましょう。

 店内には、こんなペナントが張ってありました。いろいろな漢字が隠れています。上半分には『子』『宝』、下半分には『進』『財』『招』が読み取れますが、これ一文字で『宝船』と読むのだそうです。




 さて、今回はコース料理ではなくアラカルトにしました。まずトリビーを飲みながら、マダムと相談しながら決める訳なんですが、一皿目は前菜の盛り合わせです。棒々鶏、胡瓜酢、海老ですね。




 二皿目はマダムのお勧めでエビチリソースです。四川料理の店と言うことで、ピリ辛系を期待したんですが、それほど辛くはないです。



 
 三皿目もマダムのお勧めで、豚肉細切りのレタス包み。味噌炒め系の細切り豚肉を、白ネギ、キュウリとともにレタスに包んで丸かぶりします。




 続いては、酢豚です。酢豚は、甘酢と黒酢の二種類が用意されているんですが、今回は黒酢です。実はメンソールは、酸味系の味付けが好きな割には黒酢があまり好きではありません。が、この黒酢はそれほど強烈ではなく、普通に酢豚としていただけます。




 鶏肉とカシューナッツの炒め物なんですが、このあたりで激辛が食べたいとリクエストしてみました。出てきたのがこちらです。見た目のインパクトはそれなりですが、あまり辛くはなかったです。唐辛子も8本くらい食べちゃいましたし…。




 それではと言うところで、麻婆豆腐も激辛でお願いしました。メンソール的にはもっと辛くてもいいんですが、いい感じです。華椒の痺れ感は、少しタイムラグがあります。食べた瞬間は「華椒、足らんのちゃう」とか思うんですが、よく痺れます。これの3倍くらい辛い麻婆豆腐を食べるお客さんもおられるようですので、いつか、3倍激辛麻婆豆腐だけを食べに来たいです。




 麻婆豆腐を食べたら麻婆茄子も食べておこうということでオーダーしてみました。一転して、甘味を感じる柔らかい味です。




 ズワイガニとチーズの春巻きです。メニューには2本と書いてあったんですが、今回は3人で行ったこともあり3本出してもらいました。




 ラストは麺にするかお焦げにするか協議の結果、海鮮お焦げになりました。





 満腹です。これだけ食べて、紹興酒も一本空けて、1人あたり5,240円でした。リーズナブルですねぇ。ディナータイムが要予約でなければ、普段でもふらりと立ち寄りたかったりはします。特別な高級料理を出してくれる訳ではないですが、安心できる中華料理店というところです。
 


(店  名) アルファ
(ジャンル) 中華料理(四川系)
(所 在 地) 大阪市天王寺区逢阪2-1-9 ライオンズマンション夕陽丘102
(電  話) 06-6772-5537
(営業時間) 11:30-15:00、17:00-22:00(ディナータイムは予約のみ)
(定 休 日) 火曜日
(席  数) 18席
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