あべのハルカス12階にある『センナリヤフルーツパーラーあべのハルカスダイニング』ですが、リニューアルして『千成屋珈琲』として営業を開始したようです。千成屋珈琲とミックスジュース発祥の店です。1948年に新世界で営業を開始したんですが、もともとは青果店だったようです。そこで扱っている果物を使って作ったのがミックスジュースです。外観はこんな感じです。
余談ですが、大阪でアイスコーヒーを飲みたい場合は、何やら女の子の名前のような暗号を使ってオーダーすると言うことが、その他の府県では囁かれているようです。そうです冷コーです。たぶん、冷コーという呼び方も、この店が発祥なんじゃないかと思ったりしています。メニューにも冷コーと書かれていました。通人は、冷コーではなくて、レイコと発音しますが…。
千成屋珈琲と言えばミックスジュースなので、ミックスジュース(大)をオーダーしてみました。下に置いてあるグラスと比べてみてください。かなりボリューミーに感じますが、だいたい450ccくらいとのことですので、飲めない量ではありません。ノーマルサイズのミックスジュース(750円)も用意されていますが、こちらは、普通に馴染みのあるサイズです。
子供の頃には、百貨店の最上階に食堂があって、そこに必ずあったプリンアラモードなんかの懐かしいメニューもあります。画像は、店外にあったメニューです。軽食としては焼きナポリタンなんかもありました。今は多彩なスパゲッティーが食べられますが、昔はスパゲッティーと言えばナポリタンかミートボールしかなかったです。昭和なメニューが楽しめます。
(参考)