あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

余裕

2006年06月14日 23時19分39秒 | NOKTON40mmF1.4
昨日、キツイ言葉を吐いた。年上の人と不毛な問答してしまった。

地元の役員を命じられている。
でも誰に命じられてるんだろう。
その人も地元に命じられているだけ。申し訳ないと思う。謝るべきなのに言葉がでない。

できる範囲でしてくれればいいと言われながらも、自分のノルマのような仕事が確実に積みあがっていく。
地元のイベントの多くは自分のほかのスケジュールと重なり、多くの人に迷惑をかけているし自分もそこにいけなくて辛い思いをしてしまう。

地元の役としてやらなければいけないこと以前に、仕事で自分としてやらなければいけないことがいっぱいある。
どれも片付かない。自分が駄目だと最近よく思う。

キツイ言葉は相手に向けられ、相手をとても傷つけて自分もとても傷ついてしまっている。

そんなに稼いでどうすると嫌味を言われる。でも自分が止まったら社員やその家族の生活を地元が見てくれるのか・・・
もちろん、儲かってなどいない。社員の将来や給料のこと、仕事の夢と現実のために、ひたすら前を向いている。今の御時世、楽な会社など少ないだろうが、ぼくの会社も厳しい。
儲かっていたらもっと気楽だと思うし、もっと優しくなれるだろうと思う。

地元に奉仕して地元に嫌われる。悲しい悪循環。
やめてしまえば楽になるけれど、やめたら残った人が辛くなる。でも止めなかったら残った人から辛い言葉が帰ってくる。


ぼくは人を傷つけながら生きているように思う。
年を重ねる毎に孤独になり、年の数を重ねるたびに人を傷つけてしまう。


どうして生きていくことはこんなに辛いんだろうなあ。

自分は本当にキャパシティが狭く、思考も行動も余裕がないと思う。
気分転換をしても、そこに奪われた時間がまた自分を追い詰めてしまう。
追い詰められてまた何もできなくなる。

五体満足でこうしていられることが実はとても幸せで、幸せの上での発言とわかっていても、地元に奪われる自由と先の見えない仕事の行く先でぼくはきょうも悩み続ける。

きょうの写真は去年の7月撮影。会社の前の道を散歩する人。
R-D1+Nokton40mmF1.4
コメント (8)
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