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(前回の続き)
前日は甲府に泊まり、のんびりペースでビーナスラインに入り、蓼科湖の湖畔で夕方までリラックスした。
蓼科湖から白樺湖はかなりの距離と標高差があることを知らなかったので、ひたすらペダルを漕いだ。
夕暮れ時にムササビが空を飛ぶのを間近に見ながらやはり漕ぎ続けた。
予約したYHに転がり込んだのは暗くなってからで、食事はほとんど食べさせてもらえなかった。
そういえば、前日の甲府のYHでは、経営難とのことで、ご飯のお代わりは許されず、籠に盛られた桃を手渡された。
翌日は白樺湖から坂を一気に上ってビーナスラインに入った。
パノラマのような景色を見ながら自転車を漕いだ。
車山から霧が峰の景色を楽しむと未舗装路を諏訪に向かって標高1000mほどを一気に駆け下りた。
その道は牧場の中を突っ切っていて、牛が放牧されていた。
深くえぐれて岩も突き出た道を、平らなところを選びながらも道を急いでかなりのスピードで駆け下りた。
諏訪から南アルプスの秋葉街道の入り口の杖突峠に向かった。
この当時はこの峠は健脚たちの聖地のような場所で、何人かの男性と暗黙のルールのように意地になって標高差500mほどを一気に上った。
その頃のここの坂はきつかった。今は舗装も良くなったし、道もかなりショートカットされた。
そこから高遠という桜の名所を抜けて秋葉街道を走り、ダム湖の脇を抜けて、結局
家に着いたのは夜だった。
峠の茶屋から自宅へは標高差600mほどあった。
距離にして110kmほどだが、高低差の激しいコースだった。
若い頃はこんな無茶な一人旅をした。怖いもの知らずとはこういうことかと思う。
R-D1 + GR28F2.8
暗く冷たいガスに包まれた霧が峰が突然晴れた。
下のほうにはミニチュアのような別荘が鮮やかな色で現れた。
前日は甲府に泊まり、のんびりペースでビーナスラインに入り、蓼科湖の湖畔で夕方までリラックスした。
蓼科湖から白樺湖はかなりの距離と標高差があることを知らなかったので、ひたすらペダルを漕いだ。
夕暮れ時にムササビが空を飛ぶのを間近に見ながらやはり漕ぎ続けた。
予約したYHに転がり込んだのは暗くなってからで、食事はほとんど食べさせてもらえなかった。
そういえば、前日の甲府のYHでは、経営難とのことで、ご飯のお代わりは許されず、籠に盛られた桃を手渡された。
翌日は白樺湖から坂を一気に上ってビーナスラインに入った。
パノラマのような景色を見ながら自転車を漕いだ。
車山から霧が峰の景色を楽しむと未舗装路を諏訪に向かって標高1000mほどを一気に駆け下りた。
その道は牧場の中を突っ切っていて、牛が放牧されていた。
深くえぐれて岩も突き出た道を、平らなところを選びながらも道を急いでかなりのスピードで駆け下りた。
諏訪から南アルプスの秋葉街道の入り口の杖突峠に向かった。
この当時はこの峠は健脚たちの聖地のような場所で、何人かの男性と暗黙のルールのように意地になって標高差500mほどを一気に上った。
その頃のここの坂はきつかった。今は舗装も良くなったし、道もかなりショートカットされた。
そこから高遠という桜の名所を抜けて秋葉街道を走り、ダム湖の脇を抜けて、結局
家に着いたのは夜だった。
峠の茶屋から自宅へは標高差600mほどあった。
距離にして110kmほどだが、高低差の激しいコースだった。
若い頃はこんな無茶な一人旅をした。怖いもの知らずとはこういうことかと思う。
R-D1 + GR28F2.8
暗く冷たいガスに包まれた霧が峰が突然晴れた。
下のほうにはミニチュアのような別荘が鮮やかな色で現れた。
されると、なんとも言えない不思議な感覚です。
デジャブー現象ですね!^^;
夏は霧が出たりすることが多いので、それが吉と出るか凶と出るか微妙なところです。昨日の写真もちょっといい感じに霧が出ていますね。
自分の記憶にある景色がほかの人の写真におさまっていると、なんか不思議な気持ちになれますよね。
上高地の場合は、いいポイントは誰でも撮影するので、観光写真みたいになっちゃいますが、それもまたよしです。
こういう空気の澄んでいる場所で霧が晴れると、ミニチュアモデルみたいに見えます。
面白いですよね。
もう少しちゃんと撮影したかったのですが、霧の晴れ間はあっという間に見えなくなりました。