あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

にらめっこ

2006年05月15日 10時34分51秒 | HEXANON35mmF2 1st
昨日、所用で移動していたら、我が家から10分くらいのところで児童文学の文人の生家跡があるという看板を見つけたので、車を止めて歩いてみた。
道に迷って見つけることが出来なかったのだけれど、その迷った証拠写真。

急斜面にふんばるように立つ家々とその周りに小さな畑。
細い一本道で猫ちゃんに遭遇。
お互いどきっとして睨み合い。


猫ちゃんの散歩道をお邪魔してごめんなさいと、ぼくは引き返しました。

R-D1+HEXANON35mmF2
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母の日(小さな動物園)

2006年05月14日 22時54分40秒 | NOKTON35mmF1.2
今日は午前中にカヌー教室があり、午後からは用事があって母の生家に寄った。
家は既に他の人が住んでいるし、祖父母の両親も既にいないので、ほとんど寄ることがない。

そこから50mくらいのところに小さな小さな動物園がある。

無料で入れるその動物園に足を踏み入れたのも久しぶりだった。

赤ちゃんを連れた若い夫婦たちが目立つ。


絵を描くことが好きだったぼくは、小学校の頃ここでよく写生をした。
豆炭を売っていた祖父に、品川豆炭の看板をもらい、それを画板代わりにした。
時々は母と二人でその家に泊まり、意味もなく時間を過ごしたこともあった。

ぼくの知る限り、祖父母が病弱になる以前は父はその家に入ることはなかった。
父の両親である祖父母もそこに寄ることはなかった。

母と夏泊まるときは、いつも蚊帳をつった。
あの独特の匂い・・・ 蚊帳と雪見障子越しに見る庭の蛙の置物・・・
炭の匂い・・・ 母の匂い・・・・

休日を楽しむ若い親子連れの中を一人、テンポをはずしたようにのんびりと立ち止まることなく動物園の中を歩いて抜けた。
小学生の頃に品川豆炭の鉄板の画板で嬉々として絵を描いている自分とすれ違った気がした。

実家に帰っていた母は今のぼくより遥かに若く、既にぼくは母の亡くなった年に近付いている。子から見た母は母以外の何者でもないけれど、人として女として妻として、いろんな悩みを抱えていたのかもしれない。
答えを返してくれなくなってからのほうが母の存在感は大きい。


きょうの写真はその小さな動物園にある小さな電車の線路と電動の乗り物。
R-D1 + HEXANON35mmF2
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キジ

2006年05月12日 10時07分19秒 | NOKTON40mmF1.4
昨日、仕事の移動中に電話がかかってきたので、脇道に車を止めて電話していたら、叢の中で何かが動いていた。
携帯電話を耳にしながらその辺りを凝視してたら、叢からキジが出てきてぼくの数メートル先に登場。
道の真中で立ち止まってこちらを見て、慌てて反対側の叢に飛び込んでいった。

こんなに近い距離で野生のキジを見るのはひさしぶり。
羽模様が綺麗だった。


春は鶯の声も多いし、この時期になれば燕も巣作りに余念がない。
花も季節を伝えるけど、鳥も季節を伝えてくれる。


今日の写真は木曽妻籠宿のはずれ。
こういう街道の景観を守るためには、この橋の先にある八百屋さんも
年間20万円の供託金がいるんだそうだ。
観光地に住むということは高齢者だけのご家庭でそれを出していくことは大変で、景観に溶け込む生活を強いられるというネガティブな側面も持つ。


R3A+Nokton40mmF1.4 ビーナス400
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晴れたらいいな

2006年05月11日 09時00分29秒 | HEXANON35mmF2 1st
ここ数日は信州だけ蒸し暑いような天候だったのに、昨日から雨が降ってる。
GWの最終日の木曽は雨だったけど、とうとうこっちも雨になった。

今週はカヌー教室が始まる。
濡れると体が冷える時期なので、週末はぜひ晴れてほしいなあ。

R-D1+HEXANON35mmF2
今日の写真は一昨日の近所。
この時期の柿の葉は太陽の光が透けて美しい。
こんなふうに晴れてほしいなあ
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妻籠のふたり

2006年05月09日 22時44分10秒 | NOKTON40mmF1.4
きょうの写真は5月6日の妻籠宿。
ゴールデンウィークの最終日はとても天気が悪くて、普段なら賑わう妻籠宿も人影がまばら。
若い恋人同士が、とても楽しそうにぼくらの前を歩いていた。
恋人たちには、こんな悪天候も素敵な思い出になっちゃうんだろうな。

木曽の山々が墨絵のよう。
ぼくと妻は彼らを見送り、この写真を撮影した場所の左の蕎麦屋に入った。
隣の席はドイツ人の観光客だった。彼らも妻籠宿を満喫しただろう。

R3A+Nokton40mmF1.4SC
フジビーナス400
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ミントンハウス

2006年05月07日 22時35分06秒 | NOKTON35mmF1.2
mintonというぼくの名前の起源をnene♪さんに訊かれたので、簡単に説明します。
以前書いた部分もあるかもしれないけど、ご勘弁を。

ぼくの実家は経木の職人の家で、スプルースという杉の板を加工していた。
この材料はギターのトップにも使われるので、その板も作っていた。
中学時代はブラスバンドでトランペットを吹いていて、3年生の夏に広域の中学校の合同発表会で、ソロでの演奏をすることになっていた。
そのために夏休みは特訓。その帰り道に自転車で自爆事故。^^;
上下唇を20針ほど縫う怪我で、演奏会も出られず凹んでいた。
そのとき、父が納品先のギターをもらってきてくれてギターを弾くようになった。

前置きが長くなりました。
そして高校時代は下手なりにクラシック、フラメンコ、フォークなどのギターの楽譜を弾きまくり、ジャズにも手を出してしまった。
そのときに買ったレコードがタルファーローの「タル」とチャーリークリスチャンの「ミントンハウスのチャーリークリスチャン」。

チャーリークリスチャンはクラリネット奏者でスイングジャズの神様のベニーグッドマン率いるバンドのギタリスト。グッドマンは黒人が嫌いだったこともあり、短期間の在籍だったが、リズム楽器だったギターをリード楽器にしたエポックメーキングな人。

mintonはその彼のレコードから拝借したもので、ミントンハウスとは有名なジャズクラブの名前です。


きょうの写真は先週の旧山手通りのショーウインドウ。
深夜のショーウインドウはわずかな光がディスプレイを昼とは別のもののように浮き上がらせる。
R-D1+Nokton35mmF1.2
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ニコンF

2006年05月06日 22時51分46秒 | NIKON F
ぼくが一番最初に触れたカメラがニコンF。
叔父が40数年前に購入したものだ。
小学生の頃から、叔父が実家に帰る度に貸してもらった。
大学に入って東京に住むようになり、叔父代わりに叔父の子供たちの運動会に行って撮影した。
大学を出る頃叔父がハッセルブラッドを購入したのを機に、無期限貸与された。

それ以来ぼくの手元にFがある。
コンパクトカメラなどはいくつか経験したが、基本的には40才代半ばまではFしか知らない。

D100を購入したときにオートフォーカスカメラに初めて触り、ピントまで自動でなんか違和感を感じた。
露出補正なるものは、Fにはないので、感覚として理解するのに時間がかかった。
R-D1もFも巻き上げレバーがあるので、D100やF100でついつい右の親指が動いてしまう。

きょうの写真はNikonF+50mm。アグファビスタ400。
アンティークレンズ友達のfurutaさんがローライで撮影するときのように、ウエストレベルファインダーを付けて撮影した。
だからとても視線が低い。

菜の花畑を撮影しようとしたらこの猫ちゃんが擦り寄ってきた。
露出とSSを適当に合わせて、距離を合わせて被写体をファインダーにおさめる。
このおさめるのがむずかしい。
ウエストレベルは景色が反転して動物を撮影するのは苦手だ。

でもとても楽しい。


最近NikonFをオーバーホールした。
使ってくれる人が持ってるのがいいんだからもう返さなくていいよって言ってくれてる叔父夫婦だけど、返そうかと思ってる。
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奈良井宿(3)

2006年05月05日 21時36分02秒 | GRD
二十数年ぶりにこの喫茶店に入った。
結婚前の妻と入った店。
木戸に小さな障子の入り口。そこをくぐると薄暗い土間と囲炉裏。
昔と変わらない雰囲気が嬉しい。

二十数年経っても、やはり会話がどこか噛み合わず、どこかぎくしゃく。
もう何年かして娘が出て行ったら、いつもこんな会話が続くんだろうと思った。

こうして夫婦は時を重ねて終わっていくのだろうと変な感慨。
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奈良井宿(2)

2006年05月05日 21時28分33秒 | GRD
奈良井宿は妻と結婚前に訪れた場所。
木曽の宿場の中では平坦で歩きやすい。
大学時代は自転車で旅をした場所でもある。

この写真は奈良井宿の理髪店。
中を覗かないと商売がわからないけど、とてもいい雰囲気。

GRD
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奈良井宿(1)

2006年05月05日 21時20分16秒 | GRD
このゴールデンウィークは娘の塾や講習会と部活があって遠出はできないので、片道100km圏内でどこかにでかけようということになった。

数ヶ月前に木曽までのトンネルが抜けたので、木曽に出かけようということになった。
車の旅をするときは、目的地よりも道すがらの景色を楽しみたい。

この写真は我が家から30分くらいの場所。毎年一面の菜の花が咲く。
とても綺麗な花桃の木があるんだけど、蜂蜜取りのミツバチの箱があるので、遠くからパチリ。

GRD
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