天川村のような・・・

ダム湖に続く川べりは

桜と連翹が満開

あいにく荒れ天候で車を降りての花見はできなかったけれど



目当ては田舎暮らしのわが理想郷

棚田のある山里

山間の県道から町道へ

林間だから真っ逆さまってことは無いけれど

妹の座る助手席は谷側

妹が不安がり途中で車を降りて歩いた


標高540ｍの限界集落のその上の別荘

廃校になった小学校のそばを通り

車に置き去りにした地図を想い浮かべ

それらしき家を探した

山葵畑ができそうな清らかな沢水が流れている

こんな感じだったようなと目星をつけた別荘ふうなお家

無人を承知でチャイムを鳴らす


このお家だったらまずまずかなと・・・


乗り気のない妹は帰ろうとする

1/2スポンサーの同意がなければことは運ばない

麓では桜が咲いていたけれど

山間の道の陰には残雪がある

生まれながらに住んでいないとここでは耐えられないかもしれない

しかし

野良仕事のまねをしながら細々と暮らすのも

案外いいかもしれない



家に帰ってよくよく地図を見れば

目的物はもう少し上

もう妹は行く気がない


やっぱり

婆～婆２人では心もとない