風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

2024-11-10 18:03:29 | こころ
號あげてラケット振り届いた冬の長浜


5番目の孫が悲願の地区大会出場権を得た
凄まじいほどの練習を重ねてきた

感動するほどの試合を重ねてきた
けれど5番目の孫は

『ばあちゃんの孫はみんな全国へ
行ってるから、ばあちゃんは嬉しくないかも』

などと言ってるらしい
この孫の努力を見て成長を見て感動している

感動もおめでとうも伝えたけれど
孫は種目は違ってもライバルという視点で

いとこ達を見ていたのだろう
○○ちゃん凄いね全国で何位なんやろ

憧れで見ていたと思った目は
ただの憧れではなかったようだ









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2024-11-10 16:31:47 | こころ
剱の道
竹刀置き素足の初詣


4人の娘のうち3人まで小学生のうち
剣道をさせていた

初稽古は1月2日の早朝まだ薄暗いうち
小一時間の稽古を終え

素足のまま道場を出て近くの神社に向かう
霜柱の立ってるときもあり雨の日もある

鳥居をくぐり玉砂利を踏み
山門に入り石畳の道を進む


冷えきった足はどんなだろう
親御さんのうち靴を脱ぎ靴下も脱ぎ

子供と歩く人がいるけれど
私は上の子から3番目の子が卒業するまでの

10年間の一度も素足になったことがない
神主さんが神殿に入り挨拶し

長い階段を半歩半歩登り神前に座り祝詞を上げて
また半歩半歩降りてくる

その神殿も床は石敷きで床几 (しょうぎ)という
折り畳み椅子の前に立ち

子供達はじめ皆頭を垂れて御払いを受ける
泣いていた子もこの頃には泣き止んで

多分子供達の足は痛みを通り越し
じんじんと痺れているのではないだろうか

参拝を終えて道場に戻ると
親手作りのぜんざいが振る舞われる

飲んべえ集団の大人達はお屠蘇ではなく
飲み会である

道場とは小学校の体育館で
屋根だけの外廊下で煮炊きする

今の学校ではとても考えられない
ことかもしれない

親たちの飲み会の間子供達は
ドッチボールしたりして体育館で遊ぶ

家に帰って朝風呂に入り
素足で歩いた白の稽古着の裾は汚れて

洗濯が待っている
ただ4番目の末っ子は

剣道をしたくないとしなかった
今となってさせておけば良かったと

思うこと
しきり









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2024-11-10 07:12:22 | こころ
西王母住む崑崙に冬来る


崑という字から何も浮かばなくて
千字文を読み解く(野村茂夫著)を見る

『玉出崑崗』千字文の解説に崑崙山から
玉が産出されるという

崑崙山は西王母という不老不死の女王が
住むという霊山・楽園とされたところ

「石の美なるもの五徳あり」といい
五徳とは仁・義・智・勇・潔とする。とある

そしてこの玉は翡翠の類で細工を施される石らしい
あああれか...台北の故宮博物院で見たやつ

白菜というから白菜大を想像していたら
ブローチSizeそれにしても精巧で圧倒される

圧倒されるといえば日本の根付け細工も
石や木や角に細かく精巧に刻まれている

人って素晴らしいなあ紀元前の時代から
土があれば捏ね

鉄があれば溶かし
石があれば刻み

身近なものをモチーフにして
人の心を掴む







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