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風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

列車から帽子を飛ばしたこと

2024-11-29 16:33:45 | こころ
あれは中学のいつの頃だったかの夏
わがソフトボール部は少し大きな大会へ出場を決めた

運動場で学校あげての壮行会が開かれた
全校生徒の人間アーチのトンネルを

我ら部員は意気揚々なのか恥ずかしながらなのか
みんなの伸ばした手のトンネルを潜って校門を出た

そしてローカル線の電車で国鉄桑名駅に向かった
当時はローカル線なんてイメージでない

通勤時間帯などは隙間もないほどの混雑だった
降りる時など「すみません」「スミマセン」と

人をかき分けかき分け降りなければならない
電車もバスも大事な大事な庶民の脚

国鉄桑名駅から関西線で下った
でその列車がトンネルに入っていく

うす暗くなり煙が客室に流れ込み窓際にいた私は
慌てて窓を閉めようと立ち上がった

その拍子に帽子を飛ばしてしまい
身を乗り出して帽子の行方を探すが

ますます蒸気機関車の猛煙に包まれてしまった
機関車はD51だったのだろうか?

半世紀以上も前の事だ
そのトンネルは大阪の叔父の家からの帰り

トンネルを抜けるとそこは銀世界の雪国だった
それもD51だったのだろうか

冬だからきっと窓は閉まっていたのだろう
昔ばかりを思い出すとそろそろ

認知症の始まりだろうか
大阪帰りはディーゼル機関車だったのだろうか

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2024-11-29 07:38:22 | 千字から
稱(称)賛の渦のなか大谷翔平


孫も稱えよう
国民スポーツ大会(国体)陸上○競技2位
阪神カップ(中学生硬式野球)に出場中
近畿大会(中学生ソフトテニス)出場権利獲得
女子野球(小学生)全国大会出場

4人の孫は努力挫折喜び諸々繰返し
繰返し挑んでいる

優勝以外最終は敗けで終わる
ライバルという仲間のなかで切磋琢磨する

私の中高生の頃のスポーツは
そこそこ強かったと思うけれどのんびりして

どの夏もどの夏も最終負けて終わったけれど
泣くことも無かったし悔しさもなかった

えええそういえば
記憶に試合の模様は写ってない

試合の帰りに寄ったところとか
試合に向かう列車のトンネルの中で

帽子を飛ばしてしまったことや
当時はホテルという代物でなくて旅館

紺のセーラー服のスカートの下に
白いユニホームのズボンを履いていたら

中居さんに一休さんみたいと言われたことを
50年も60年も覚えているなんて

なんとも情けない
そういえばかっ飛ばした長打塁審もチームメイトも

走れはしれと右手を回す
一生懸命走ってはしって3塁タッチアウト

普通ならランニングホーマーかも…
塁審もみんなも自分の脚の速さで測る

脚の遅さ絶品の私の事忘れてる
そんなことがあった


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