10月29日(火)
5時10分から5時45分まで散歩。
一部駆け足もあって、全体的に遅かった感じはないのだが、いつも通り35分かかっている。
「午後から雨」の予報で、明朝まで降り続くらしい。
日付を跨いでということになるが、夜が明けたら降ってないわけだから生活に支障をきたすことはない。
あ、違う。午後から雨が降る、と言ってたな。支障をきたすぞ、やっぱり。
何しろ、珈琲の残り百グラム。
百グラムと言えば、大まかに言って珈琲十杯分。一回に入れる量は四杯分で、それを一日で飲んでいる。「二日半」分あることになる。
じゃ、慌てなくてもいいじゃん?それが違うんだよなぁ。安心できる「予備」がほしい。
この「予備」ってのは財務省の感覚に近いか。具体的な数量が実は、「ない」。
いかにもそれらしい数字が提出されていても、それに根拠は、実は、ない。
明らかに言えることは「何があるか分からないから」という一言だけ。
珈琲に話を戻せば、「一回に四杯分淹れる。蒸らす時間、何回に分けて湯を注ぐか、湯の温度は。抽出時、突発的な用事があってうまく淹れられず、捨てざるを得ないことになって~」と言うことになったら一日分がなくなるわけだ。
「何だ、あと『一日半』分あるじゃないか」と言うのが自然な感想なんだけど、そこでまた出て来るのがあの言葉。
「何があるか分からないから」という一言。
そして、「一度あることは二度ある。二度あることは三度ある。用心に越したことはない」。
財務省が減税に頑として応じないのは「珈琲、残り百グラムしかない~!」と同じ、と言ったら財務省、激怒するかな?
とにかく珈琲を買いに行かなきゃ。雨が降る前に。
8時半、コペンで出発。
雨は昼からと言うことだったが、どうも早くなりそうな気配。
店でマンデリン一杯飲んで、豆3種(各百グラムずつ)買って、すぐ出る。
10時半。家まであと数百メートル。怪し気だった空から、雨粒がフロントガラスに当たり始めた。