CubとSRと

ただの日記

免許更新 Ⅰ

2024年11月02日 | 日々の暮らし
 10月30日(水)

 朝、雨。散歩は、なし。

 昨晩飲んだ酒は身体に残ってない。
 同じく昨日、北鈴蘭台の生協で買ったパン二個。
 これと、朝淹れたコーヒーを牛乳で割ったものをマグカップに一杯。
 で、朝食。

 9時49分のバスで出発。10時3分の電車で新開地に行く。
 地下鉄に乗り換え、県庁前で降りる。そこから西へ2分。
 年寄りにはやや酷な長い階段をやっと登りきって、地上に出る。
 東京の地下鉄の大変さに比べたらどうってことないんだろうが、あちらにはきっと階段に並んでエスカレーターがある筈だ。
 でなけりゃ地下数十メートルを走る地下鉄から地上に出てくるまでに建物なら十階分近い階段を登らなきゃいけなくなるわけで、それも建物の階段と違ってひたすら真っ直ぐで長大な階段を上ることになる。見上げたら絶望的な気分になるか卒倒するか。

 「西へ2分」と葉書に書いてあったから、きっとこの階段も所要時間に含まれているだろう?

 やっと目にした陽の光の中、頭を巡らすと警察の桜の紋章がつけられたビルが見えた。ここ?

 たった一度だけ免許の更新に来たことがあるけど、5年前(やっと手に入れたゴールド免許)のことだからよく覚えていない。ゴールド免許だから昔の30分講習(実際には数分で終了可能。廊下の左右を眺めつつ歩を進めればそれでおしまい)みたいなものか、と思っていたら、ちゃんと一時間講習になっていたので驚いた。

 その記憶はあるけど、場所の記憶が定かでない。何だか雰囲気は違う。
 これはもう長生きしてるんだ、聞いてみるに如かず。
 まるで刑事ドラマみたいに玄関正面に立っている(歩哨?)警官に近寄りながら、声を掛ける。
 「免許の更新できたんですけど、ここは・・」。
 若い警官は笑顔で、ビル一つ隔てた向こうにある背の高いビルが更新センターだと教えてくれた。
 昔の様な不愛想な警官はもういないんだろうな、と思いながら、礼を言って西進。

 免許更新センターは、受付のカウンターが一つだけの愛想のない入り口。
 受付に居たのもさっきの「昔の様な不愛想な警官はもういないんだろうな」という感想を油性マジックで塗り潰すべき、と後悔するほど愛想のない定年間近の警官(の服装ではなかったけど)が一人だけ。

 続く)
 
コメント
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