12月2日(月)
昨夜11時頃、転寝をしていて噎(む)せて目が覚めた。食べ過ぎで逆流したらしい最中の餡の甘さが口腔に広がった。
下手すると気道に入る。気道に入ってさらに下手をすると肺炎になるかもしれない。
齢71。抵抗力は間違いなく低下している。咳をして何とかしなければ。
そう思って鼻うがいをし、普通に嗽もして、更に何度も咳き込んでみて、と色々試してみたけれど、引っ掛かっていたものが口に戻った感触がない。まだ餡は喉に張り付いているような感じがある。
これが張り付いたままだと、朝にも咳が続いているかもしれない。
そうなると厄介だ。
「発熱があれば病院に行かなければ」などと思いながら改めて寝る。
勿論、明日(数時間後)は情況次第で散歩も習字もみな中止。
そう決めて、朝、起きた。
目が覚めたのは7時半。まだ喉がおかしい。咳き込んでみてもすっきりしない。
「これは・・・」と滅多にないこと、「体温計測をしてみよう」と思いつく。何だか熱っぽいし、脈も速い。
測ってみた。36度8分。
歳を取るに従って脈も遅くなり、体温も下がってきているのに、今日は36度8分。脈の方も最近は1分間に54~56。それが今日は64回。
昔は発熱したら脈は80から90までになっていたが、今はそんな体力はないんだからちょっと上がっただけでも大騒ぎしなきゃ。
とにかく今日はみんなサボろう。
血圧も脈拍も特に不都合はないが、用心するに越したことはない。
10時半頃までベッドの上でゴロゴロしていた。
「やっぱり起きよう」となったのは腹が減ったため。そして昨日の買い物の主目的、「牡蠣飯」を今朝の朝食用にと残していたのを思い出したため。
味噌汁を温めて「ブランチ」。
陽射しは強く、風はなく、絶好のバイク日和だが。流石にこの時間(午後3時)になって着替えて出る、という気にはならなかった。
でも、それでよしとしよう。まだ油断はしない方が良い。
何しろ今日は大凶日。