観劇や演奏会には正装して行く?そこまでは、やらない?
じゃ、盛装して?それもない?
けど、日常の服、或いは庭で草むしりをしたあと、首に巻いたタオルで流れる汗を拭きながら行く、なんて人も、まずないだろう。
競馬なんてものも本来はそういった類のもので、ちゃんとした格好で行かなければならないものらしい。
そのためにネクタイをしていかなきゃならないアスコット競馬場にみょうちきりんな「アスコットタイ」なんてものを発明して締めていった奴があって、それがカッコいいからと大流行し、今は正式の場でもアスコットタイをするようになったという。日本では昔は蝉タイと言っていたとか。
ただし、日常、街で見かけるアスコットスカーフは、正式の場ではするものじゃないんだそうで、でも、日本ではスカーフの方が「アスコットタイ」だと思われているらしい。
因みに、自慢じゃないが私はこの歳になるまでアスコットタイなんて持ったことも締めたこともなかった。おそらく一生無縁のままで済むと思う。
脱線した。
観劇や演奏会、競馬場(王立だけなんだろうけど)などには、それなりの恰好をしていくのが当たり前なんだという話。
何故か。それは美しいものや素晴らしいものを見に行くのだから、それに対する敬意を持って行くのが当たり前、という理屈だ。「敬意をもって」というならば服装くらいちゃんとして当然ではないか、と。
観光旅行だって花見だって、そこは同じなんじゃないか。着飾るのではなくそれなりにちゃんとした格好で行く。
「あ、この人は観光で来たんだな」「花見かな?立派な重箱抱えてるから、きっとそうだよ」と、数十年前まではそう判断できた。
洋の東西を問わず、観光でやってきた外国人はきちんとした身なりをしていた。VANの社長が提案した「TPO」という概念も、実は元々日本にはあった。
今はどうだ。ところかまわず大声で自国語で喋り、喧騒極まりない人々や、大量の土産物を買って大金遣ってやってるんだから感謝しろ、と言わんばかりの無作法者。
あれ・・・?なんでこんなこと書いてるんだろう。
そうそう、花見に何を着て出ようかな、と思ったんだった。
近場で、カブで、弁当と言っても行き掛けにコンビニで買ったおにぎりとかサンドイッチとか、で。
90のカブだけど車しか乗らない人から見れば原付も原付二種も同じことで煽りの対象。
だから無駄に危険を招かぬよう、旧道や交通量の少ない道、間道を。
そしてできるだけ低速で、物見遊山の雰囲気は出しつつ、危険度にも十分に配慮した服装。
勿論、ヘルメットやグローブ、足首や爪先を護る丈夫な靴等は欠かせないけど。
ということで、やっぱりいつもの通りオーバーオールにコットンセーター、デニムのコートジャケット。
・・・・変わり映えしない、ねえ・・・。
ま、まあ花粉症対策に鼻炎止め飲んで、缶ビール買って行こう!
勿論ノンアルコールのやつ。
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