CubとSRと

ただの日記

10万キロ

2024年10月09日 | バイク 車 ツーリング
 9月30日(月)

 5時25分から6時まで散歩。
 今朝ももう一つ、と言った感じではあるけれど「体調が悪い」と口にするほどではない。

 10時を回って珈琲店に行く。スズキのアメリカン、相当に年季の入ったのが店先に停めてある。SRもそこにしか停められないから工夫して停める。
 後で持ち主から聞いたのだが、20年以上前の物らしい。貫禄があるがリアタイヤが細いから400か。

 昨日、エンジンオイル・オイルエレメント・リアタイヤ等交換してもらったので、今日は慣らし運転のつもりで来た。
 家の前の道からバス道へ出る時、リアがズッと滑った感覚があった。
 用心しなければ、と以降、慎重に走る。

 タイヤを交換してもらう度、バイク店店主が必ず「初めは滑りやすいから気を付けて下さい」と言う。
 バイクに乗るようになった36年前から、ずっと続いている決まり文句。

 何度タイヤ交換をしてもらったろう。その都度「初めは滑りやすいから~」。その都度「は~い」。
 で、返事をしたと同時に軽くアクセルを開ける。リアがズッと滑る。
 人の言うことをちゃんと聞かない証拠だ。XJR1300の時は流石にちょっと反省した。転倒することはなかったけど、ちょっと慌てた。
 
 何年かに一度の割合で、そういういい加減な態度で物事(特にバイクの場合は)に当たり、ちょっとばかり反省することがある。
 そういう時「いい歳をして恥ずかしい」と思ったものだけれど、「事実は一つだけれど真実は無限」と考えたら、見方によれば「ちょっとばかり反省」する、ってのはちょっとした演習になっていて、それが意外に「老け込むことを防いでくれている」のかも、と思ったりする。

 新品のタイヤだからって皮むきに集中するより、普通に走ってタイヤの表面を温め、グリップ力を高めていくことに集中することの方が大事なんじゃないか、と今更ながら思う。サーキットではなく公道を走ってるんだから。

 このSRは新車から始まってとうとう10万キロ。
 タイヤは新しいのに換えても本体を換えることは出来ない。

 慎重に、冷静に、どこまで乗り続けられるだろうか。

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