総合体育館について教育委員会での議論の内容を抜粋してご紹介します。
27年2月三木市教育委員会定例会会議録(臨時会)
(1) 協議事項 【協議事項18】「(仮称)三木市立総合体育館」建設基本計画(案) について
○高田文化スポーツ振興課副課長が次のように説明した。
1月の定例会で協議をいただき、その際ご指摘をいただいた点を 修正した。当該修正点について説明する。
(↑ 赤字部分定例会の議事録を確認しましたが、見当たりませんでしたので、この度のブログには掲載していません)
まず、目次のⅡで、前回は「新しい体育館の位置づけと果たす役 割」としていたが、
「新しい体育館と既存体育館の位置づけと果たす役割」に変更している。
本編2ページについても同様である。次 に、2ページの下から8行目について、
一文が長すぎわかりづらい 文章となっていたため、途中で文章を区切っている。
前回の4ペー ジの上から2行目、「しかしながら、両体育館は老朽化や耐震化の 課題があり、
今後の利用が懸念される。」という一文については、 仕様書にそぐわないという指摘があったため、削除している。
また、 今後、当該計画書を基に仕様書として調整する予定であることから、
全体を通して、「重要である。」、「必要である。」等の表現は、
仕様書にはそぐわないため、断定的な表現に改め、仕様書としての 体裁にも配慮している。
利用時間の拡大に関する記述について、都 市部の体育館で検討中の事例があることを明示するとともに、
運営 や近隣への影響等の課題に触れつつ、今後のニーズに応じて導入を検討することとしている。
前回の資料においては、概算工事費の金 額を入れていなかったが、工事費として、16億3,000万円と いう金額を明示している。
(水島委員長職務代行者)12ページのウ 施設の高効率利用の記述 が前回から変わっていない。
「大切である。」という表現となっ ているが、「する。」という表現に改めてほしい。また、「バス ケットボール、バレーボールのコートを防球ネットによる分割利 用とする。」としているが、バスケットボールとバレーボールに 限定する必要があるのか。
(高田文化スポーツ振興課副課長)ここで言う防球ネットは天井から 垂らすタイプの大きなものを想定しているため、
バスケットボー ルとバレーボールに限定して記述した。
ただ、今後他の競技にお いても当該防球ネットの使用が必要な場合が生じる可能性はある ため、
「バスケットボール、バレーボール等」という記述に改め たい。
(松本教育長)これは仕様書になるものであるから、
防球ネットが天 井から垂らすタイプのものであると明確にわかる記述にしなけれ ばならない。
また、「クラブ利用時には、コートの分割使用も考 慮した、更衣ロッカー数を確保する。」としているが、「クラブ」 の意味を説明してほしい。
(高田文化スポーツ振興課副課長)スポーツクラブという意味である。
補助事業であるため、スポーツクラブ機能を持たせる必要がある。
文章の趣旨が伝わりづらくなってしまうため、「クラブ利用時に は、」という記述は削除したいと考える。
(里見委員長)プロポーザルの際に、その点が明確になるようしっか り記載し、説明してほしい。
(稲見委員)7ページの(3)について、「景観等の配慮」で正しい のか、それとも「景観等への配慮」が正しいのか、
次回議案とし て提出するまでに確認しておいてほしい。
(井口委員)目次のⅣ 参考資料について、本編で「Ⅳ 参考資料」 という記載がないため、修正してほしい。
(里見委員長)本文の中で、体育館の表現について、
「総合体育館」、 「新体育館」、「新しい拠点体育館」等色々な表現が用いられて いるが、
固有名詞として記述する場合はしっかり統一してほしい。
また、9ページ⑧の中で、「事務処理を行う。」としているが、 ここは一般的な事務を行うのではなく、
単に競技やトレーニング に係る事務処理を行うのみであることがわかる記述としてほしい。
また、13ページの8 今後の検討項目として、下足履きの可否 を上げているが、
これはプロポーザルの実施に向けて決定してお くべき事項ではないのか。
(高田文化スポーツ振興課副課長)屋内プールについては室内履きと しており、それをつなぐ通路をどうするか現在検討中である。
(里見委員長)その点についてもプロポーザルで提案させてもいいと 思うが、また結論を教えてほしい。
工事費が16億3,000万 円とのことだが、設備費も含まれているのか。
(高田文化スポーツ振興課副課長)実施設計料の6,500万円、備 品工事費の8,300万円を含んでいる。
また、プロポーザルに係る経費も含んでいる。
備品費は含まれておらず、備品購入費と して、別途1億3,000万円が必要となる見込みである。
(稲見委員)プロポーザルに任せきりになるより、ある程度方向性や 選択肢があった方が良いのではないか。
特に大きな事業において は、景観に関することは非常に重要である。
(里見委員長)プロポーザルで良い提案が得られるよう、わかりやす い仕様書としてほしい。