総合体育館について教育委員会での議論の内容を抜粋してご紹介します。
オ 文化スポーツ振興課報告事項について
○松村文化スポーツ振興課長が次のように報告した。
総合体育館建設についての中間報告である。
総合体育館の建設検討委員会をこれまで5回開催しており、
特に ①計画地、②新しい体育館の位置づけと果たす役割、③建設計画の 3点について協議をしてきた。
① の計画地は三木山総合公園内となる。
②について、(1)市民の 健康・体力づくりに資する日頃のスポーツ活動の場を拡大する役割、
(2)市民が競技能力を発揮する場である広域の大会や全国に通じる 大会を開催したり、
トップアスリートの試合などの観戦ができる場の役割、(3)体育館でスポーツをする人だけでなく、
三木山総合公 園でスポーツをする人、家族や友人の試合を応援する人を支援し、
スポーツコミュニティを醸成する場の役割、
(4)文化行事に対応す る役割の4つの役割を果たせるようにする。
③について、「スポー ツ」・「観覧」・「管理」に加え、「交流」の機能も持たせること とする。
交流機能を持たせるために、談話室や研修室、交流ラウン ジスペースを設ける。また運営計画として、
利用時間の拡大や中高 年者利用の促進を図る。
その他の特記事項として、本体育館建設は国の補助金を活用する もので、施設についても交付要件を満たしたものとする。
建設費は 約12億円で3分の1は補助金を活用する。延床面積は4,000㎡程度とし、
これを前提に3階建あるいは地階の利用も検討する。オー プンは平成29年10月となる。
(稲見委員)建設予定地が三木の中心的な部分であることから、景観 に配慮することはもちろん、
新しいランドマークとして整備する 必要がある。プロポーザルの時点で、
スポーツに関心のない方の 興味も惹くような、おもしろい案がでてくるようにしてほしい。
また名称も重要である。三木らしい名称を検討してもらいたい。
(井口委員)医務室はあるのか。スポーツにケガや事故は付き物であるから、
救急車が来るまでに応急処置ができる場所が必要である。
(松村文化スポーツ振興課長)医務室という名称の部屋は設けていな い。
医務室とすると、医療品の配備や医師の配置等の課題が出て くる。相談室等を応急処置の場として活用したいと考えている。