宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA古川で令和3年産夏・秋冬ねぎ栽培講習会が開催されました。

2020年12月14日 16時42分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年12月8日(火)にJA古川の狐塚野菜集出荷所において,令和3年産の夏・秋冬ねぎ栽培に向けた講習会が開催されました。講習会にはおよそ30名の生産者が出席し,各種苗会社の品種特性に合わせたねぎ栽培のポイントや,病害虫防除のポイントについて学びました。
 普及センターからは,今年度,特に発生の多かった病害虫について,今年の古川地域の気象データを振り返りながら,防除のポイントについて説明しました。また,病害虫の発生原因となる雑草の除草管理方法について,土壌処理剤の使い方を中心に説明を行いました。
 生産者は講習会終了後も農薬の使い方について個別に質問を行う等,次年度の作付に向けて積極的に情報収集を行っていました。
 普及センターでは引き続き,古川地域のねぎの栽培技術向上について支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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ズッキーニ実績検討会が開催されました。

2020年12月14日 11時07分26秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 令和2年12月8日(火),JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会による実績検討会が志波姫支店で開催され,部会員24名のほか,JA新みやぎ栗っこ,普及センターの担当者が出席しました。
 普及センターからは,月ごとの出荷量と販売単価の推移や,今年行った「栗っこズッキーニ」のPR活動の内容について報告したほか,各作型の収益性について展示ほの結果を基に説明しました。
 その後は,次期作へ向け土壌分析を行うことを提案したほか,地域に適した品種の選定や高温時のトマトトーンの処理等について,生産者同士で積極的な意見交換が行われ,有意義な検討会となりました。
 今後も,普及センターではズッキーニ販売額1億円に向けて,継続して支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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きゅうりの令和2年産実績検討会並びに令和3年産品種選定会が開催されました。

2020年12月14日 11時03分21秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営


 令和2年12月7日(月),JA新みやぎ栗っこきゅうり部会による「令和2年産実績検討会並びに令和3年産品種選定会」が志波姫支店で開催されました。部会員15名のほかJA新みやぎ栗っこ,種苗メーカー2社,普及センターの担当者が出席しました。
 令和2年産実績検討会では,JA新みやぎ栗っこより令和2年の気象や生産状況を振り返りながら,販売実績についての報告がありました。令和3年産品種選定会では,種苗メーカーから施設及び露地栽培で推奨する品種の紹介と,栽培のポイントについて説明がありました。
 普及センターからは,管内で被害が確認されているネコブセンチュウの特徴と対策について情報提供を行いました。生産者は次作に向けて積極的に質問をしていました。今後も,普及センターでは,きゅうりの品質向上と安定生産に向けて支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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水稲採種組合の研修会が開催されました

2020年12月11日 13時36分43秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年12月9日(水)に金成末野水稲採種組合の研修会が開催されました。本年の種子生産の振り返りと今後の採種技術の向上を目的とし,組合員15名,JA新みやぎ栗っこ及び普及センターの担当者が出席しました。
 普及センターからは本年の水稲生育経過と収量品質全般について説明するとともに,種子審査の結果について報告しました。また,JA農産物検査部門の担当者から本年産水稲の品質・被害粒の状況について報告がありました。
 本年は7月の低温少照や出穂期以降の高温など気象変動が大きく,病害虫防除や異株抜き等のほ場管理に例年以上に気を遣う年となりましたが,採種組合ではひとめぼれ等の主要品種において計画どおりの種子を確保することができました。今回の研修内容や本年の反省点などを踏まえ,参加した組合員は次年度の種子生産へ取り組む決意を新たにしていました。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144

 


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加工用馬鈴薯実績検討会の開催

2020年12月10日 13時00分57秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和2年11月26日に登米市米山町で加工用馬鈴薯実績検討会が開催されました。検討会ではカルビーポテト(株)から講師3名を迎え,JAみやぎ登米の生産者7名と県関係者,登米市,土地改良区,ほ場整備地区推進委員等が参加しました。
令和2年度はほ場整備の関係等で作付け面積が減少したのに加え,湿害等の影響もあり,栽培面積9.75ha,出荷数量194tで前年比42%となり,販売額も半減しました。
カルビーポテト(株)の講師からは,新品種試験結果や梅雨の長雨による湿害と日照不足や収穫の遅れにより平均反収が低くなるなど収量の変動要因が説明されました。
次年度に向け,ほ場選定,排水対策,機械化一貫体系での栽培管理により,10a当たり収量3.5t以上,粗収入15万円以上を目標に栽培面積拡大に取り組むこととしました。
普及センターでは,今後も加工用ばれいしょの栽培支援や水田での高収益作物作付けに向けた取り組みの支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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丸森町のキク産地の再生と復興

2020年12月08日 10時49分25秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JAみやぎ仙南丸森地区花卉部会は,小ぎく栽培を中心に販売金額を伸ばしており,宮城県の小ぎく産出額に占める割合は約3割で県内第2位の産地となっています。しかし,昨年の東日本台風では,自宅やほ場に大量の土砂や濁水が流入し,甚大な被害がありました。その後,復旧へ向けた生産者と各関係機関の協力により,多くの部会員が今年も被災前と同程度の面積の栽培に取組むことができ,お盆やお彼岸の需要期には例年どおりの品質を確保して出荷することができました。キクの出荷においても,新型コロナウイルス感染症による販売量の減少や価格の下落などが心配されましたが,平均販売単価は高く推移し,販売額は令和元年度比94%(11月17日現在)と台風被害前までに持ち直しました。JAみやぎ仙南丸森地区花卉部会では来年も鮮やかな花を届けられるよう,既に準備を始めています。

       

【土砂が流入したほ場】   

【再開後,見事に咲いたキク】

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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第4回全国ササニシキ系「ささ王」決定戦2020

2020年11月30日 13時11分22秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年11月20日宮城県古川農業試験場を会場に,第4回「ささ王」決定戦が開催されました。新型コロナ感染対策として最小限の参加人数とし,「三つの密」を避けるなど,「新しい生活様式」を十分考慮した開催となりました。
 「ささ王」決定戦は,昨年から応募範囲を全国に拡大し,大崎市商標:「ささ結」(品種名:東北194号で定める基準(①環境配慮,②食味重視)を満たした米)25点,ササニシキ61点,計86点(昨年66点)と過去最大の出品数となり,県外からも5点が出品されました。審査は,第1次審査を通過した9名10点を最終審査として,炊きたてと酢飯の食味官能審査により,大崎市の関孝浩氏が第4回ささ王となりました。
 大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアムの取り組みは,今年で6年目となり,大崎寿司業組合や酒造会社等も参加しブランド化を進めています。『ささ結』は好評でヨークベニマルをはじめ首都圏のスーパーでの販売も定着してきており,実需者からも,数量が少ないため増産を求める声が大きく,さらなる生産拡大と品質向上が期待されています。また,令和元年度産から『ささ結』ブランド認証の基準に,豊饒の大地「大崎耕土」世界農業遺産ブランド認証を受けていることが追加され,生き物調査を行うなど,環境に配慮した米づくりが一層強化されています。
 東北194号の作付は,今年度が過去最高の131.8haとなりました。次年度以降は,全てが『ささ結』となるように,栽培技術向上,食品の安全,環境保全,経営改善等の実現が図られるよう支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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村井宮城県知事がJAみやぎ登米胡瓜部会を訪問

2020年11月18日 16時55分56秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年11月5日に村井宮城県知事による現場訪問があり,JAみやぎ登米胡瓜部会との情報交換及びきゅうり選果場の視察が行われました。
 登米市のきゅうりの販売量,販売額はともに県内第一位であり,いずれも県内の約45%を占めます。これらは,東日本大震災前の平成22年と比較して,それ以上となっており,要因として苗供給施設,選別・出荷施設等が整備されていることにあります。
 JAみやぎ登米胡瓜部会との情報交換では,久保部会長から胡瓜部会の活動状況や地元出身の石ノ森章太郎にあやかった「サイボーグゼロゼロキュウリ」のブランド化等について報告があり,また,若手生産者の佐々木氏からは,環境データに基づく炭酸ガスの供給等の「環境制御技術」による増収効果の紹介がありました。知事からは「皆さんの取組に感心しました。今後とも県内の農業が発展するよう行政も応援したい。」等の励ましの言葉がありました。

 

 

宮城県登米農業改良普及センター 
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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「大豆刈取適期判定会」が開催されました

2020年11月10日 12時50分19秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年11月5日に大崎市岩出山でJA新みやぎいわでやま地区本部主催の「大豆(ミヤギシロメ)刈取適期判定会」が開催されました。
 判定会にはJA管内の大豆生産者が参加し,大崎農業改良普及センターより今年の大豆の生育状況や刈取時の留意点について説明しました。実際に現地ほ場の大豆を見ながら刈取適期となる大豆の特徴について理解を深めました。参加した生産者からは「大豆の品質を落とさないよう,適期の刈取りに努めていきたい。」との意見がありました。
 普及センターでは大豆の安定生産に向けて引き続き技術指導を行ってまいります。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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石巻産花きを展示しました。

2020年11月09日 11時18分48秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けた花き産業の振興策の一環として,花の消費拡大を応援するために,宮城県花と緑普及促進協議会では,令和2年10月27日から30日までの4日間,石巻合同庁舎1階ロビーに石巻市桃生地区で生産されたガーベラを展示しました。展示中は多くの来庁者が立ち止まって熱心に花を眺める様子が見られ,来庁者からは「お花って良いですね」,「石巻市でこんなにキレイな花を作っているなんて知らなかった」,「買いに行きたい」などの感想を聞くことができました。
 石巻市桃生地区は,年間を通して温暖で日照時間が長く,夏は涼しく冬は降雪量が少ない気候を活かして,関東以北では最大のガーベラ産地となっています。JAいしのまき桃生ガーベラ部会では,6戸の生産者が年間を通してガーベラの出荷に取り組んでいます。
 花の観賞は,心身のストレスを緩和することが知られています。春先からの新型コロナウイルス感染症の影響で,自宅で過ごす機会が増えたことで,庭造りを楽しむ方や部屋に花を飾られる方が増えたと聞いています。ぜひこの機会に,生活の中で花を楽しんでいただければと思います。
 当普及センターでは,今後も引き続き花き栽培および県産花きの消費促進活動を支援していきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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