平成24年11月8日,米山町イチゴ部会で促成栽培の現地検討会が開催されました。当日生産者9名が集まり,(1)11月上旬で目標とする草丈20~25cmが確保出来ているか,(2)保温開始がすぐ出来る状況であるか,(3)うどんこ病対策のいおう燻蒸や生物農薬のダクト内処理の準備はOKか,(4)天敵によるハダニ類防除の準備は出来ているか,(5)育苗期に発生した炭そ病は,その後どうなったか,などを確認しました。参加した生産者は概ねこれらの準備を完了しており,後は収穫作業を待つばかりの状況でした。
また,今シーズンからハダニ類防除の天敵を利用する生産者もいることから天敵メーカーからも参加していただき,天敵導入を成功させるポイントや今後期待される天敵資材について説明をうかがいました。
最後には,来年のいちご苗採苗に使う親株が既に各農家に配布されており,来年に向けて非常に重要な苗なので大切に管理することを伝えて検討会を終了しました。
〈連絡先〉
宮城県登米農業改良普及センター
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522