宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

被災地域の土地利用型農業のカギ・水稲直播技術研修会を開催しました

2014年01月24日 13時26分16秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 1月21日,JA名取岩沼美田園支店研修室において,普及センターが主催となって水稲直播技術研修会を開催しました。当管内では沿岸部の被災地域を中心に生産組織や法人の大規模化が進んでおり,水稲直播に関する基本的技術の習得を狙いとしたものです。

 始めに普及センターから水稲直播の種類や導入する際のメリット・デメリットに触れながら,導入する上でのリスクはあるものの,直播栽培が経営面積の拡大のためには重要な技術となっていく旨を説明しました。

 さらに古川農業試験場から水稲直播に取り組む上で大きな課題となっている雑草防除について,最新の農薬登録に関する情報を交えて雑草の種類ごとに丁寧な説明を頂きました。

 会場からは作付再開地域の施肥設計や,大規模化に伴って水稲直播技術をどのように経営に取り入れていくかなど,それぞれの経営と照らし合わせての質問や要望が出され,参加者の関心の高さが伺えました。

 普及センターでは,来年度作付予定ほ場の土壌分析を実施するとともに,水稲直播に関する技術指導を継続し,生育期間中の生育調査を実施して土地利用型生産組織の技術向上を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗原4Hクラブ「平成25年度栗原農村青年会議」開催

2014年01月24日 08時51分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成26年1月9日(木)に,栗原合同庁舎で,「平成25年度栗原農村青年会議」が開催されました。本会議は,栗原4Hクラブ員がそれぞれの活動を通じて得た成果を互いに情報交換し,当面する課題の解決方法を探るとともに,新しい農業と農村の発展方向を見出すことを目的としています。
 本年度の発表者は,鈴木善典氏(農村青年の主張),小野晃大氏(クラブ活動発表)の2人で平成26年2月8日に開催される「平成25年度宮城県農村教育青年会議」の発表激励を兼ねて行いました。
 鈴木氏は,「9年目」と題し,きゅうり栽培で就農したきっかけと地域の担い手としての責任感,9年間の営農経験により成長した農業に対する考え方などを語りました。
 小野氏は,「栗原4Hクラブの活動だ!」と題し,栗原4Hクラブの主な活動やこれからのクラブの方向性などを発表しました。
 審査員からは,より聞き手が共感できるように工夫した方が良い点や,発表内容の組み立て方などのアドバイスが出され,両発表者とも非常に参考になった様子でした。
 普及センターでは,今後とも4Hクラブ会員の様々な取組や課題解決に対する支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       
FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする