昨年12月から今月にかけて,「南三陸春告げやさい(※)」の指導巡回を行っています。
露地栽培のちぢみほうれんそうは,10月の日照不足や台風の影響から,ほ場によっては生育の遅れが見られました。葉色が薄くなっている株もみられ,追肥を行うように指導しました。
施設栽培の春立ちなばな,アスパラ菜では,摘芯時期,摘葉作業を指導しました。特に,アスパラ菜は栽培者数が少ないため,生産者間の情報共有が難しい状況で,巡回による指導が不可欠です。
ふきのとうは,1月中旬に収穫が開始されました。2月下旬~3月にかけて最盛期となる予定です。
巡回では,上記の栽培管理技術にあわせ,収穫調製作業の指導を行っています。
春告げやさいは,新規参入の生産者も加わり,今後の収量増に期待がかかります。
今後も関係機関,生産者と連携し,気仙沼・南三陸地域農業の復興に尽力していきます。
(※南三陸春告げやさい:気仙沼市,南三陸町で1月~3月に収穫される,なばな,春立ちなばな,アスパラ菜,ちぢみほうれんそう,ちぢみ小松菜,ちぢみゆきな,ふきのとうの7品目を指します。参照:ぷれ宮夢みやぎ http://www.premium-miyagi.jp/lineup/harutugeyasai.html)