仙南地域認定農業者ネットワーク研修会は、大河原農業改良普及センターと仙南地域認定農業者ネットワークの共催で例年行っています。
今年度は1月20日に管内の認定農業者・関係機関から60名が参加し、新たな米政策が予測できない中、より多くの意見や情報を共有するために開催されました。
先に東北大学大学院准教授冬木勝仁氏から「最近の農業を取り巻く情勢と地域活性化」と題し、「認定農業者が地域力のかなめであり、地域農業のイメージを共有し、企業との主体的調整の中心になること」が必要であるとの話を受けました。
次に農林水産省東北農政局から「米政策等の見直し」について農地中間管理機構の創設・経営所得安定対策の見直し・水田フル活用と米政策の見直し及び日本型直接支払制度の創設の4つの改革について情報をいただきました。
参加した認定農業者は所定の時間内の質疑応答では足りず、研修会の終了後も質問や意見のやりとりをしている姿が見られ大いに参考になる話でした。
普及センターでは今後も関係機関・団体と連携しながら地域農業の構造改革に向け支援を継続していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138